第5回若い木のコンサート
山田和夫記念特別演奏会 若い木のコンサート5
- 日時 2006年2月18日 土曜日14:00開演
- 会場 三浦幸平メモリアルホール(中部大学内)
出演
- 原田綾子 ピアノ
- 河村典子 メゾ・ソプラノ(ピアノ 相田久美子)
- ミケーレ・ヴァレンティ
超絶技巧のピアニスト。1992年にミラノのヴェルディ音楽院を首席で卒業。その後、ザルツブルクのモーツァルト音楽院とローマのチェチーリア音楽院で演奏会ピアニストのディプロマを収得。1994年からモーツァルトやベートーヴェンのピアノ協奏曲をもってイタリア・ツアーを行ない成功を納めた。オーストリア、ドイツ、ベルギー、チェコなどのヨーロッパ各国をはじめ、アメリカ各都市からも招待を受けて多くのリサイタルを開いている。最近では、リストがピアノのために編作したベートーヴェンのすべての交響曲を弾いて、絶賛を得ている。現在、旺盛な演奏活動と共に、ベルガモのチェントロ・ストゥディ・ユーフォニア音楽院とロムバルディアのルビーニ音楽院で音楽監督を務めている。中部大学の招聘により初来日。
プログラム
第1部 若い木のステージ
- 原田綾子 ピアノ
- モーツァルト作曲「デュポールの主題による9つの変奏曲」KV.573、リスト作曲「スペイン狂詩曲」
- 河村典子 メゾ・ソプラノ
- 山田耕筰作曲「この道」、杉山長谷夫作曲「出船」、高田三郎作曲「くちなし」、Caldara.A作曲「Sebben crudele」、G.Rossin作曲「L'inrito」
第2部 ミケーレ・ヴァレンティ ピアノリサイタル
- 全モーツァルト・プログラム
- ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト(1756~1791)作曲「ピアノ・ソナタ第13番」変ロ長調 K.333、「幻想曲」ニ短調 K.397、「ロンド」イ短調 K.511、「ピアノ・ソナタ第11番・トルコ行進曲つき」イ長調 K.331
プレ・コンサート・レクチャー 鶴田正道(中部大学教授)
今年(2006年)は、モーツァルト(1756~1791)が生まれて250年の記念の年です。特に、彼が生まれたオーストリアのザルツブルクや彼が活躍したウィーンでは、未完のものもふくめて、彼のすべてのオペラを上演したり、新発見の資料による新しいモーツァルト研究の成果を発表したりで、湧きに湧いています。
モーツァルトの音楽の特色は、まず、その「かなしさ」にあります。古くは、「愛しい」と書いて「かなしい」と読みました。私たちが「源氏物語」以来、日本人の特質として大切にしている「もののあわれ」そのものです。心を打ち振るわせるその「かなしさ」です。私たちは、モーツァルトの音楽を自分の心の声として聴くことができるのです。
オペラの国イタリアのピアニスト、ミケーレ・ヴァレンティが、モーツァルトの心の歌をピアノで美しく歌います。
第2部ミケーレ・ヴァレンティ