推薦入試

お知らせ

    一般推薦… A:専願/B:併願可

    出願資格

    [一般推薦A]

    高等学校もしくは中等教育学校を2023年3月31日までに卒業見込みの者で、本学を専願し、全体の学習成績の状況(評定平均値)が3.5以上で学校長が推薦する者

    [一般推薦B]

    高等学校もしくは中等教育学校を2023年3月31日までに卒業見込みの者で、学校長が推薦する者
    成績基準なし(他大学との併願可)

    選抜方法

    書類審査(調査書、志望理由書)小論文(字数制限800字)および面接試験で行います。

    高等学校もしくは中等教育学校後期課程在学中に次のいずれかに該当する者は、合否判定の段階で加点します。

    1. 積極的な学習姿勢を堅持し、学習成績概評がA段階の者
    2. 生徒会の会長もしくは副会長または全校的な学校行事の実行委員長を務め、リーダーシップを発揮した者
    3. 文化活動・体育活動で都道府県レベル以上の公式大会においてベスト8以上の成績を収めた者または、都道府県レベル以上のコンクール、コンテスト、展覧会などにおいて入賞した者
    4. 次のいずれかの資格を持っている者または所定の成績を収めた者
      ・日本英語検定協会 実用英語技能検定2級以上
      ・TOEFL iBT 45点以上
      ・TOEIC L&R 450点以上
      ・GTEC 920点以上(オフィシャルスコアに限る)
      ・日本漢字能力検定協会 日本漢字能力検定2級以上
      ・日本語検定委員会 日本語検定3級以上(ただし、準認定は除く)
      ・基本情報技術者
      ・ITパスポート試験
    5. 外国の高等学校に1年以上の留学経験がある者

    募集人員

    合計 217名

    機械工学科11応用生物化学科5
    都市建設工学科5環境生物科学科5
    建築学科7食品栄養科学専攻5
    応用化学科5管理栄養科学専攻5
    情報工学科9生命医科学科5
    電気電子システム工学科11保健看護学科5
    経営総合学科33理学療法学科3
    国際学科24作業療法学科4
    日本語日本文化学科8臨床工学科5
    英語英米文化学科8スポーツ保健医療学科5
    コミュニケーション学科8幼児教育学科5
    心理学科8現代教育専攻2
    歴史地理学科8中等教育国語数学専攻
    数理・物理サイエンス学科※6(2)
    AIロボティクス学科※6(2)
    宇宙航空学科※6(2)

    ※2023年4月開設。( )内の数は女子枠。

    一般推薦 過去3年間の小論文テーマ(制限時間 60分◆字数制限 800字)

    工学部

    2022年度入試/これからの多くの産業においてICT技術の活用が有効になると言われている。どのような業種でICT技術が有効となるか例を挙げて考察し、それらが日本社会の持続可能な発展目標(SDGs)にどう関わり得るかについて記述せよ。

    2021年度入試/ICT(Information and Communication Technology)の活用が必須な現在の産業構造を考える時、これからの技術者に必要な能力について、あなたはどのように考えて、何を学ぶつもりであるかを論述せよ。

    2020年度入試/文明社会の持続的発展が求められ、AIの活用やIT化が進行する状況の中、あなたは希望する工学分野において何をどのように学び、何を得たいのか、また、そのためにどのような具体的な取り組みを行うのかについて論述せよ。

    経営情報学部

    2022年度入試/総務省の令和2年度版『情報通信白書』によると、2010年から2019年にかけて家計の年間消費支出は302.8万円から299.6万円に減少している。一方、消費支出に占める携帯電話通信料の割合は2.64%から3.45%に増加し、支出額でも年間約8.0万円から10.3万円に増加している。なぜこのような変化が生じたのか、またそれは日本経済にとって何を意味しているのか、自分の考えを述べなさい。

    2021年度入試/総務省統計局の集計したデータによると、昭和30年(1955年)の日本の第1次産業(農林水産業)、第2次産業(鉱業・建設業・製造業)、第3次産業(前記以外の産業)の就業者の割合は、それぞれ41.1%、23.4%、35.5%であった。ところが、平成17年(2005年)になると、この割合はそれぞれ5.1%、25.9%、67.3%となっている(必ずしも足して100%にはならない)。また、GDP(国内総生産)の各産業別割合は、昭和30年には、それぞれ21.0%、36.8%、42.2%であったのが、平成17年にはそれぞれ、1.1%、27.2%、71.7%となっている。日本経済においてなぜこのような産業構造の変化が生じたのか、またそれは日本経済にとって何を意味しているのか、自分の考えを述べなさい。

    2020年度入試/産業革命以来、人間は石油や石炭などの化石燃料を燃やしてエネルギーを取り出し、経済を成長させてきた。その結果、大気中のCO2濃度は、産業革命前に比べて40%も増加した。それに伴って世界平均地上気温は、1880年から2012年の期間に0.85℃上昇し、様々な環境問題が発生してきている。近年、異常気象による未曾有の自然災害が世界各地で発生し、甚大な被害が発生している。経済発展のためのエネルギー消費とそれから派生する異常気象等による災害のリスクを考えて、これからどういう経済成長をしていけばよいか、あなたの考えを述べなさい。

    国際関係学部

    2022年度入試/新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界各国の出入国が抑えられ、様々な国際的な人の移動がきわめて少なくなっている。観光旅行はもちろんビジネスでの出張や駐在が難しくなり、移民や出稼ぎをする人々も移動ができず他国に取り残されているものもいる。留学生も目的国に入国できない状況が続いている。このような国際的な人流の減少は、日本を含む世界の国々の政治・経済・社会・文化にどのような影響を及ぼすだろうか。自分の意見を述べなさい。

    2021年度入試/現在、新型コロナウィルスの感染が世界中に広がっているが、歴史上世界規模の感染症が何度も起きており、その都度大きな変化を社会にもたらしている。たとえば、中世のヨーロッパで起こったペストの流行は、ルネサンスや資本主義をもたらす原因になったといわれている。新型コロナウィルス が発生したことで今後、世の中や世界がどのように変わっていくかについて自分の意見を述べなさい。

    2020年度入試/国際連合のSDGs(持続可能な開発目標)は16の目標を掲げているが、その中に「貧困」と「平和」が含まれている。そのうちのどちらか(両方でもよい)を選び、自分が知る事例をあげて、そこにはどのような要因(たとえば政治・経済・文化・宗教)が関係しているかを考え、その解決のためにはどのような方法が可能かを述べなさい。

    人文学部

    2022年度入試/2015年の国連サミットにおいて、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標であるSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)が採択されました。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。その背景には、現在の世界が、環境や社会システムなどの様々な面で、今後持続不可能に陥るリスクを孕んでいることがあります。日本でも政府、企業はもちろんのこと、学校などでもSDGs教育が展開されており、SDGs達成の観点から自分という存在やその活動を見直し変えていく、いわゆる「自分ごと化」のプロジェクトなどの取り組みが進んでいますので、みなさんも知っていることと思います。17 のゴール(貧困、飢餓,保健・福祉、教育、ジェンダー、水・衛生、エネルギー、働きがい・経済成長、産業・技術革新、不平等、まちづくり、生産・消費、気候変動、海洋資源、陸上資源、平和・公正、パートナーシップ)のうち、あなたが最も「自分ごと」として捉えられるものを一つ選んで、その項目に関して知っている限りの状況、それが自分にどのように関わるか、ゴール達成に向けて自分に何ができるかなどを論じてください。
    参考文献:「JAPAN SDGs Action Platform」『外務省Webページ』

    2021年度入試/「持続可能な地域づくり」には、例えば、自然環境への負荷が少ない地域づくりや、歴史・文化、人材などといった、地域にとって重要な資源を十分に活用し、地域での取組が継続的に行われていくようにする地域づくりなど、取り組む方向には様々な道筋があります。あなたが、大学に入って専攻しようとしている学問分野は、「持続可能な地域づくり」にどのように関わっているか、またどのような貢献ができるかについて、あなたの考えを論じてください。

    2020年度入試/2019年11月4日、アメリカのトランプ政権は、地球温暖化対策の国際的な枠組みである「パリ協定(Paris Agreement)」からの離脱を国連に正式に通告しました。パリ協定は、2015年にパリで開かれた温室効果ガス削減に関する取り決めを話し合う国連の会議「COP21(Conference de Paris de 2015 sur le climat:第21回気候変動枠組条約締約国会議)」で合意された国際的な枠組で、世界中の主要各国と地域が締結しました。協定は、世界の温室効果ガスの排出量を2050年以降、今世紀後半に実質的にゼロにすることを目標に、各国が削減目標を設定して対策を進めることを義務としています。今回のトランプ大統領の決断は、「パリ協定は過度な規制でアメリカの企業を倒産に追い込んでいるのに、ほかの国の環境汚染は許している」と主張してきたこれまでの姿勢を具体化したものと言えます。あなたは、アメリカのパリ協定からの離脱について、どのように考えますか。理由を示しながらあなたの立場を論じてください。

    応用生物学部

    2022年度入試/私たちがこの地球で暮らし続けていくために「地球と調和した人類の豊かな生活」の確立、すなわち「発展と保全の両立」が必要ですが、そのために解決が求められる課題は、一つの国の力では答えが出せないために「地球規模課題」と呼ばれています。
    中部大学応用生物学部では、「生命」「環境」「食」をテーマに、「生物の力」を活用した地球規模課題の解決を目指しています。大学受験生のあなたは、地球規模課題のうちどのような問題に関心がありますか。そして、あなたが進学を希望する中部大学応用生物学部の学科、専攻で、どのようなことを学び、これから30年間で地球規模課題の解決に役立てたいと考えているか、あなたの考えを聞かせてください。

    2021年度入試/応用生物学部では、「生命」、「環境」、「食」にかかわる分野において、課題の解決やメカニズムの解明ならびに新しい物や技術の開発に取り組んでいます。これら三つの分野で、あなたが興味を持っている分野において非常に役に立っていると思われる物(薬や品種や食品、装置など)を一つ取り上げ、それはどのような物であるかを説明して下さい。更に、それがどのように役に立っているか、また、どのような波及効果や発展が期待されるかを書いてください。

    2020年度入試/応用生物学部では、「生命」、「環境」、「食」にかかわる分野で活躍できる「あてになる人間」の育成をめざしています。これら三つの分野から、あなたがもっとも興味を持っている分野における課題を一つあげて、課題における問題点を説明し、課題を解決するためのアイディアを考えて課題解決へのストーリー(すじ道)とそのアイディアがすぐれている理由を書いて下さい。

    生命健康科学部

    2022年度入試/2020年から今年にかけて、わが国では新型コロナウイルス感染症が流行し、現在も今後の消長に関心が払われています。新型コロナウイルス感染症の流行は、健康上の問題としてだけでなく、日常生活や社会生活をも変化させました。このような背景をもとに、新型コロナウイルス感染症に対する今後の対応について、予防や医療、健康の側面、生活上の側面、社会的な側面からあなたの考えを記述しなさい。

    2021年度入試/現代社会においてスマートフォンが広く普及している。スマートフォンが人間の健康に及ぼす影響について、その功罪の観点から論じなさい。

    2020年度入試/自転車(二輪車)は日本社会の中で大いに利用されている。自転車がヒトの健康に及ぼす影響について、その功罪の観点から論じなさい。

    現代教育学部

    2022年度入試/いじめ防止対策推進法(平成25年9月28日)が作成されるなど、国を挙げていじめ撲滅を目指しています。しかし、学校でのいじめはなくなりません。
    小学校・中学校・高等学校の中から一つの校種を想定し、その校種において、あなたが考えるいじめがなくならない最大の原因を記述してください。
    次に、いじめのない学校を実現するために、幼少期からどのような支援や指導等を行うことが効果的だと思われるかを、理由を添えて論述してください。

    2021年度入試/小学生の学校適応を高めるために、友人は大きな役割を果たします。しかし、友人をつくることができない児童もいます。はじめに、こうした児童が抱える問題を一つ想定して記述してください。次に、問題を抱えた児童を担任する教師の立場から、想定した問題を解消する具体的な方法を論述する か、あるいは、想定した問題を予防する可能性がある幼児教育や保育の進め方を論述してください。

    2020年度入試/授業中に立ち歩く、先生の話を聞くことができないなど、小学校入学当初から、学校生活に適応できない子どもがいる。学校適応上のこうした問題を改善するために、幼稚園・保育所など小学校入学前、そして、小学校入学直後のそれぞれの時期に、どのような指導や支援が必要だと考えるか。また、幼稚園・保育所などと小学校の間で、どのような協力を行うことが大切なのかを、論述しなさい。