学校法人中部大学
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 学校法人中部大学は、創立者三浦幸平先生によって1938(昭和13)年に名古屋第一工学校としてスタートしました。現在では、中部大学、中部大学第一高等学校、中部大学春日丘高等学校、中部大学春日丘中学校の4校を擁する総合学園として、緑に恵まれた春日井キャンパスを中心に、学生・生徒数14,000人を超えるまでに発展してまいりました。 三浦幸平先生は「不言実行、あてになる人間」を建学の精神として定められました。この精神は、困難に直面しても自ら判断して実行する逞しい「人間力」を育てることです。 科学技術の発展によって、物流・金融・情報が国境を越えて伝搬するグローバリゼーションが急速に進展しました。 一方で、突然起こった新型コロナウイルスによるパンデミッ学校法人中部大学理事長・総長クは、グローバル社会の負の側面を顕在化させました。 行き過ぎたグローバリズムは反省すべきですが、今大切な事は、より静かで正常な社会へ戻るために知恵を絞ることです。 このような歴史的転換期を前にして、「自然科学とリベラルアーツの融合」が今こそ求められています。よって、学校法人中部大学は、「学問の総合化」と「学園の自立」を柱に、「学園ビジョン2021-2025」を策定いたしました。時代の大きな流れは、地球全体をひとつのファミリーとして共存共栄することであり、そのために何ができるかを考えられる人材を世に送り出すことが本学園の使命です。 今後も「時代を先導する学園づくり」に邁進してまいります。未曾有の危機にも自らに問いかけ、知恵を絞り、乗り越えられる"人間力"を備えた学生・生徒を育てますたくままいしん3 Chubu University Educational Corporation

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