GLOCAL vol.14
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12 第9回「院生の力」研究報告会が2018年11月7日に開催された。今回は、学位論文提出を控えた国際関係学専攻の博士前期課程2年生1名と、本格的に研究に着手した国際関係学専攻の博士前期課程1年生2名が発表した。指導教授のアドバイスや参加者からの質問・意見を交えながら興味深い議論が交わされた。 第10回教員研究報告会が2018年11月28日に開催された。今回は、先ず言語文化専攻の柳朋宏教授が「言語接触と言語変化:現代の英語に残る他言語の面影」というテーマで発表した。柳教授は、今や世界の共通語となりつつある英語の語彙拡大の歴史が、さまざまな言語との接触の歴史と捉えることができることを、時代背景の変化と借用語の実例を挙げながら概説した。続く歴史学・地理学専攻の林上特任教授は、「名古屋圏の都市を読み解く」というテーマで発表した。林特任教授は、名古屋圏が今日のような姿になるまでの歴史的過程について、政治の中心地や鉄道の経路、駅などの場所が選ばれるに至った時代的状況を振り返りながら解説し、都市を読み解く意義が、都市を歴史的・地理的に理解する点にあることを示した。第9回 「院生の力」研究報告会を開催第10回 教員研究報告会を開催柳朋宏教授国際人間学研究科言語文化専攻「言語接触と言語変化:現代の英語に残る他言語の面影」林上特任教授国際人間学研究科歴史学・地理学専攻「名古屋圏の都市を読み解く」院生・学部生の来聴を歓迎します!!第10回教員研究報告会中部大学国際人間学研究科主催日時11月28日(水)研究科委員会終了後(17:30頃~)場所人文学部会議室(25号館2階)第1報告ラヤマジ・ディペンドラ国際人間学研究科国際関係学専攻博士前期課程2年The Industrial Development and Climate Change over decade;developing country Nepalコメンテーター:田中高教授(国際人間学研究科国際関係学専攻)第2報告川井りさ子国際人間学研究科国際関係学専攻博士前期課程1年成人の科学教育の場としての博物館に関する研究:ハンズオン展示を中心にコメンテーター:財部香枝教授(国際人間学研究科国際関係学専攻)第3報告セレンメン国際人間学研究科国際関係学専攻博士前期課程1年内モンゴルフルンボイルにおける草原観光の季節的変動に関する研究:新バルグ右旗のゲルキャンプ運営を中心にコメンテーター:渋谷鎮明教授(国際人間学研究科国際関係学専攻)学部生の来聴を歓迎します!!第9回「院生の力」研究報告会中部大学国際人間学研究科主催日時11月7日(水)15:30~17:00場所20号館12階会議室

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