GLOCAL_Vol20
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2022Vol.202022 Vol.202022Vol.209 第16回教員研究会が2021年11月24日、オンラインでの参加も可能な対面形式で開催された。発表者は言語文化専攻の塩澤正教授と、歴史学・地理学専攻の渡部展也准教授の2名である。 塩澤教授はサバティカルを利用して訪れていたオハイオ大学での経験を踏まえ、「新型コロナウイルス対応に見るアメリカ文化-オハイオ大学でのサバティカルを振り返って-」というタイトルで発表された。現地での具体的な経験や見聞を通してアメリカ文化の特徴を浮かび上がらせる内容で、日本との違いについても多くの示唆を与えてくれる、きわめて興味深いお話であった。 渡部准教授は「考古学におけるデジタル地理空間情報の普及と展望」というタイトルで発表された。考古学という伝統的な学問に、最新のデジタル技術がどのように取り入れられ役立っているのか、そして今後はどのような可能性が開けてくるのかが具体例をまじえて明快に語られ、聴衆の興味を引き付ける発表であった。 いずれも活発な質疑応答がおこなわれ、きわめて充実した研究発表会となった。参加者は発表者2名を入れて教員26名(ZOOM参加者2名を含む)、事務職員2名、計28名。 第15回「院生の力」研究報告会が2021年11月3日に開催された。 今回は2021年4月に博士前期課程に進学した言語文化専攻2名、歴史学・地理学専攻1名、計3名の院生が発表をおこなった。いずれもユニークなテーマに果敢に挑んでいることがうかがえる発表で、これからの研究の進展を大いに期待させる内容であり、質疑応答も活発で、たいへん実り多い報告会となった。参加者は発表学生を入れて学生8名(内、学部生2名)、来春後期課程入学予定者1名、教員13名、事務職員3名で、計25名。第16回教員研究会を開催第15回「院生の力」を開催••

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