GLOCAL_Vol.23
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2023Vol.232023 Vol.232023Vol.2313 第18回「院生の力」研究報告会が2023年7月5日に開催された。院生が日頃、どのようなテーマに関心を持ち、どのような研究に取り組んでいるかを多くの方に知ってもらうのが主な目的である。また、指導教授がコメンテーターとして議論に参加する形式をとり、院生の研究能力を高める場としても位置づけられている。 今回は2023年4月に博士前期課程に進学した国際関係学専攻、言語文化専攻、歴史学・地理学専攻の3名の院生が発表をおこなった。テーマは、宗教教育、日本語、怪異観と多岐にわたり、いずれも興味深い発表であり、これからの研究の進展を大いに期待させる内容であった。参加者はここ数年で最も多く、発表学生を入れて学生16名、 教員16名、事務員3名の計35名。質疑応答も活発になされ、たいへん実り多い報告会となった。第18回「院生の力」を開催 第19回教員研究会が2023年7月26日に開催された。発表者は言語文化専攻のデービット・ローレンス准教授と、心理学専攻の山内星子准教授の2名である。 ローレンス准教授からは高校生から大学生への移行期に大学の教員はどのような教育・支援を行っていくべきかを示唆する内容のお話をいただいた。また、山内准教授からは発達障害傾向のある学生に対する臨床心理学的な支援についてお話をいただいた。いずれも学生の教育支援に関する研究内容であり、FD活動の一環としても位置づけている本研究会にふさわしい、たいへん有益で示唆に富む内容であった。 限られた時間ではあったが、会場に参加していた短期留学生からも質問が出されるなど、充実した教員研究会となった。参加者は発表者2名を入れて教員28名、短期留学生1名、事務員2名の計31名。第19回教員研究会を開催

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