GLOCAL 2025 Vol.25(Special edition)
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研究科の活動報告研究科の活動報告62第21回教員研究会 第21回教員研究会が2024年7月24日に開催された。発表者は言語文化専攻情報社会コースの河村陽介講師と、言語文化専攻英語圏言語文化コースの安保夏絵助教の2名である。 河村講師からはメディアクリエーターとして地域で実践されている様々な活動を紹介していただいた。また、安保助教からは現代英米文学における人間/非人間の描写について大変興味深いお話をいただいた。いずれも本研究科が対象とする研究領域の幅広さが窺えるものであり、たいへん有益で示唆に富む内容であった。 限られた時間ではあったが、活発に質疑応答が行われ、充実した教員研究会となった。参加者は発表者2名を含め教員24名、事務員2名の計26名。第22回教員研究会 第22回教員研究会が2024年11月27日に開催された。発表者は言語文化専攻日本語日本文化コースの永田典子教授と、歴史学・地理学専攻の三浦陽一教授の2名である。 永田教授からは長年の研究成果を踏まえて、伝統的祭礼行事の継承に関する問題点についてお話しいただいた。また、三浦教授からは日中「事変」の人類史へのインパクトについて、大変示唆に富むお話をいただいた。いずれも本研究科が対象とする研究領域の幅広さが窺えるものであり、たいへん有益な内容であった。 限られた時間ではあったが、院生も参加し充実した教員研究会となった。参加者は発表者2名を含め教員19名、事務員2名、院生2名、その他1名の計24名。教員研究会の開催 国際人間学研究科では、年に2回、教員研究会を開催している。これは国際関係学、言語文化、心理学、歴史学・地理学の4専攻の教員がそれぞれの研究内容を発表することを通して、分野や領域の枠を越えて教員間の相互理解を深めるとともに、新たな分野・領域の研究へのきっかけとなることも期待している。また、FD(Faculty Development)の一環として、大学教育の内容や方法の改善を図るための、教員の組織的な取り組みとしても位置づけている。
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