2024留学・国際交流ガイド
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卒業生たちが語る「中部大学 短・長期留学プログラム」で得た数々の経験。ここでの経験が、どんな変化をもたらしたか、そしてキャリアにどう繋がったか。卒業した先輩たちのメッセージに、未来の自分を重ね合わせてみませんか?澁谷 桃花さん国際関係学部 国際学科 年度 卒業(株)トヨタエンタプライズ トヨタ産業技術記念館 勤務もともと言語に興味があって、小学生の時に英会話を習い始めて、外国人の先生と交流することもありました。その頃からK-popと韓国ドラマも好きで高校生の時には韓国語を独学で学んでいましたが、もっと本格的に学びたいと思って韓国の研究をしている先生のいる国際関係学部に入りました。Q国際関係学部に入ったきっかけは?3週間という短期間なので、まずは韓国で上級クラスに入るために、留学前に日本で個人レッスンを受けました。それから、どうすれば研修が充実したものになるかは自分次第だと思って、やりたいことをあらかじめ決めておいて、現地では午前中の授業が終わった後はすべて自分の時間に使いました。例えば、電車に乗って釜山まで行くなど体験を重視しました。外国で切符を買ったり電車に乗ったりするような小さな「〇〇がしたい!」をとことんやりました。Q韓国の短期研修に参加してどうでしたか?自分の価値観が180度変わりました。日本を離れたら、韓国の土地・文化に合わせようと思っていました。韓国では自分の意思を示さないと物事が始まらないということを痛感しました。そして外から日本という国を改めて考える良い機会にもなりました。外に出たからこそ分かることは、日本の普通の道がきれいだとか、トイレが画期的なことなど、日本にいたら普通であることが実は特別なことで、なぜ日本人は自分のことだけでなく他人のことをそこまで思いやれるのかも考えられるようになりました。Q留学して何が変わりましたか?自分が「これがしたい!」という思いのある人は、諦めずに探していくと、自分のやりたいことに近づいていくと思います。どのような道に進むにしても異文化体験が自分の幅を広げることは間違いないです。Q中部大生へのメッセージもともと人と接することが好きなんです。ここは、外国人のお客様が3割を超え常に異文化との触れ合いがあります。韓国人のお客様の対応はほぼ毎日あり、創立者豊田佐吉の苦労話なども伝えながらガイドをするのですが、皆さんとても驚かれて、トヨタという会社を再認識されているんだと実感します。Qトヨタ産業技術記念館の仕事は澁谷さんにピッタリのようですね。留学先 : 大邱大学校(韓国)テ グモモカシブヤCHUBU UNIVERSITY 12
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