2024留学・国際交流ガイド
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陳 知秀さんジン ジス国際関係学部 国際学科愛知県立春日井東高等学校 出身中部大生の留学・国際交流体験記オハイオ大学派遣留学プログラム僕は韓国籍なのですが、日本で生まれた僕にとって「自分が国際的であること」が自分自身であると思っていました。幼いころからマイケル・ジャクソンやビートルズなどを通じて英語に親しんではいましたが、自分がグローバル人材になるために何が必要かを考えたとき、英語を武器にしたいと思うようになり、派遣留学は自分の目標を叶えるために必要な選択でした。Q応募した理由は?秋学期に単位、春学期に単位を修得しました。最初の~か月は先生が話す速度について行けなくて苦労しましたが、学期目には理解度も%ほどになりました。課題や宿題が多く時間がない中、リーディングは隅から隅まで読むのではなく、集中して何が書かれているのかを掴み取れるようになり、集中力が確実に身につきました。また「哲学の基礎」の授業は人間の土台構築に関する講義で一番興味深かったです。Q留学中の勉強は?現地のアメリカ人や他国からの留学生との交流を欠かさないようにしました。週3回フットサルで一緒に汗を流したり、週末は町へ一緒に出掛けたりした経験から、彼らたちと会話する時間を多く持てたことでお互いをよりよく知る機会になり、僕の人生のかけがえのない貴重な時間になりました。Q留学中の生活は?中部大学にはオハイオ大学の大学院へ奨学金を得て留学する制度があるので、それを目指して勉強中です。この派遣留学を通じ、英語力の向上や世界への理解など、”努力は実る“ということを実感できたことで、アメリカの大学院で研究するベースが出来たと感じています。今は、英語で何を学ぶか、将来はどのように国際的に活躍できるか、自分の未来を想像しながら日々過ごしています。Q今後は?ある日のスケジュール:起床:寮を出てキャンパスへ:講義開始:学内にて昼食:講義(哲学の基礎):講義(ライティングと修辞):帰宅・夕食:夕寝:サークル(フットサル)・筋トレ:シャワーを浴びて翌日の講義の予習他、映画鑑賞、読書:就寝オハイオ大学派遣留学で見えた新しい景色!世界観が広がりました。ずっと英語でものを考え話していたからでしょうか、母語である「日本語」という言語に改めて興味を持ち、日本語はきれいだと再認識しました。息抜き用に持っていった日本の小説を読んだ時それに気づいて深く感動したのが印象的でした。Q留学中の気付きは?13 The World is Your Campus!
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