国際学科パンフレット
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01国境を越えていくあなたへ。「開かれた学び」が、ここにあります。世界の人々の生活に寄り添った「国際」を学び、「行動できる、心豊かな人間」になろう。アジア・アフリカ・ラテンアメリカの国々が国際経済における影響力を強める今、世界はこれまでの欧米主導型から、これらの地域を内包する真のグローバル化へと歩みを進めています。一方で、深刻化する宗教的対立に見られるように、多様な文化への理解がこれまで以上に重要となっています。このような世界で生きていくためには、政治、経済、法、社会、宗教、文化などを個別に捉えるだけでなく、これらを有機的に結び付け、世界中のあらゆる地域の比較を行い、自らのこれまで、今、そして将来の生活とも関連付けて生涯にわたって学び続けていく姿勢が求められています。こうした社会情勢を踏まえ、国際関係学部は従来の3学科を融合し、多様な学問領域・地域・語学を学生個々の関心と将来設計に応じて自由自在に学べる教育システムを導入、多岐にわたる分野の専門家で構成される教員スタッフがテーラーメイドの指導を行う「国際学科」として生まれ変わりました。世界の人々の生活に寄り添った、広く柔軟な「国際学」を学生と教員が共に学び、「行動できる、心豊かな人間」を育成していきます。〈教育理念〉中部大学の国際関係学部は、2016年4月に新たなスタートを切りました。従来の3学科を有機的に統合して「国際学科」 1学科体制に生まれ変わりました。学問領域の壁を取り払い、学びの自由度を飛躍的に高めるとともに「ハイブリッド・プロジェクト」をはじめとするアクティブな学びの機会を整えました。初年次から4年間、担当教員がついて一人ひとり異なる興味に個別指導で応え、ポートフォリオ教育で目標到達度を測りながらアドバイスするなど、きめ細かなサポート体制も万全です。これらを通じ、狭い専門分野に縛られない幅広い知識と複眼的な視野、世界のどこででも生きていける行動力やコミュニケーション力を備え、これからのグローバル社会から求められる人材を育てます。幅広い学問領域を有機的に関連付けることで複眼的な思考を養い、世界のさまざまな地域と日本を比較、それぞれの特徴を深く理解する。さまざまな言語を学び、話し、使うことで文化の多様性を理解し、自らの思いを他者に伝えるコミュニケーション能力を身につける。多様な文化圏の人々と積極的に交流し、キャンパスを飛び出して海外生活を体験する。「国際学科」ではこの3つを「柱」として、「行動できる、心豊かな人間」を育成します。【 知 る 】【 話 す 】【体験する】日本各地の大学では現在、「一人ひとりへのきめ細かい教育」により、学生の意欲を高めながら学びの成果を上げる取り組みが進んでいます。中部大学国際関係学部は、朝日新聞と河合塾が全国の大学を対象として行った共同調査「ひらく 日本の大学」の結果、「きめ細かさ得点」が「満点」であった全国で13の社会科学系の大学・学部の一つとして、2017年12月12日の「朝日新聞」で紹介されました。「大学教育の理想像」を学生と教員が共に追求していく「場」――― それが「中部大学国際関係学部国際学科」です。※調査の10項目の内容:「課題解決型授業の実施」、「研究への参加」、「グループによる学修・発表を取り入れた科目」、「教員との対話、学生間の対話を取り入れた対話型科目」、「リポート・試験へのコメント返却」、「卒業論文・卒業研究の必修化」、「専門ゼミの必修化」、「初年次ゼミの必修化」、「学生の活動記録・成績記録」、「学級担任制の導入」「きめ細かさ得点」満点の大学・学部として、新聞で紹介されました。

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