中部大学教育研究23
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の開催数が突出して多いのは、上述したCoursePower等の活用方法をテーマとした緊急開催があったためである(2.7)参照)。次に、表5-1に各種FDプログラムへの参加者数の実績(述べ人数)を示す。年度によって企画数や参加規模の違いもあるが、毎年700人前後の多くの教職員が参加している。特に2021年度に820人と際立って参加者数が多かった理由として、この年にはFD・SD講演会を例年よりも多く(5回)開催したことがあげられる。なお、FD・SD講演会については県内の4年制大学および全国私立大学FD連携フォーラム(JPFF)に属する大学に対して開催案内を行っており、毎回学外からの参加者が一定数得られている。さらに、表5-2にプログラム参加者の実人数を示す。専任教員について見ると、在職専任教員数に対する参加実人数の割合(表中の(A)/(B)(%))はどの年も40%台であった。先述した参加者数の実績(述べ人数)を考慮すると、FDプログラムへの参加者が固定化していることが伺える。今後も、より多くの専任教員がFDプログラムに参加するように促していきたい。最後に表6に、教員個人の点検評価として実施している「教育活動重点目標・自己評価シート」の提出状況を示す。2018年度以降は、目標設定と自己評価を求めている該当者の約99%が当該シートを提出しており、この活動については大学全体にその意義が十分に浸透していると言える。―96―表4.本学FDプログラムの年度別開催実績一覧FD活動2008~20122013~2017201820192020202120222018~2022FDフォーラム42000000FD・SD講演会11142215212全学公開授業1020121307キャリアアッププログラム2249141423111173FDカフェ123212229授業サロン1012220116認定プログラム-478939736FDオンデマンド講義-4111115合計581713031313224148※2013年から2022年に実施したコンクールや調査は含めていない。認定プログラムは、学部組織等が主催するFDに関する学内企画で全学対象に案内しているもので、申請に基づき認定したものである。※FD・SD講演会は、2019年度よりFD講演会から名称変更した。

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