中部大学教育研究23
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3)本学広報誌への情報発信と他大学等学外機関とのFD交流本学で行っている様々なFD活動を学内外に向けて発信するために、この5年においても本学広報誌にいくつかの記事を投稿してきた。まず、本学のFDに関する紀要『中部大学教育研究』には、2020年度に「FD研修としての『授業サロン』の短期的・長期的な受講効果―授業の評価視点からの質的分析―」と題した研究論文を投稿した(No.20,pp.15-30,2020年)。さらに、2021年度には、「学修成果に関する調査」の報告を行った(No.21,pp.107-117,2021年)。また、本学広報誌の学生向け『ウプト』には、第3回中部大学発『魅力ある授業づくり』-学生と考える「魅力ある授業」GoodIdea賞授賞式の内容について掲載した(220号)。なお、この授賞式の様子は当日のディスカッション内容や参加した学生や教職員の声も含めた形で別途記録集としてもまとめられた。さらに、教職員向けの広報誌『ANTENNA』(No.148)には、新型コロナウイルス感染症の情報と予防法について緊急開催した第51回FD・SD講演会の開催報告を掲載した。一方で、学外向けの活動としては、2018年度に客員教授らが大学教育学会第40回大会において「FDプログラムの効果検証-授業評価結果とFDプログラムへの参加期間との関係性-」と題した研究発表を行った。ほかに大学教育学会誌(第40巻第2号、2019年1月)に「授業評価アンケート結果から見るFD研修の効果―中部大学における授業評価アンケート結果とFD研修の種類,効果の測定時期との関係―」と題した研究論文を投稿した。また、2019年度に『私学経営No.539』(私学経営研究会)に、「Cumocを用いた双方向型授業の運営と効果」を寄稿した。さらに、2章にて述べたように、全国私立大学FD連携フォーラム(JPFF)では2020年6月から地域担当幹事校、2021年6月から代表幹事校に就任し、幹事会・総会ならびに幹事校・会員校ミーティングの開催や、シンポジウムおよび懇談会を企画し、全国私立大学間での連携強化に向けた活動を行った。―98―表6.教育活動重点目標・自己評価シート年度別提出状況対象区分20182019202020212022年度内在籍者531544523521519年度始め非在籍者66863目標設定未依頼141591216目標設定提出509519502500497目標提出者の自己評価(内訳)自己評価提出499511492490489自己評価未依頼63334自己評価未提出03213年度末非在籍42561目標未提出者の自己評価(内訳)自己評価未提出24433年度末非在籍割合(%)99.698.698.899.298.8※「未依頼」は、何らかの理由で提出依頼をしなかった場合をいう。※「割合(%)」は、目標提出・自己評価提出該当者【年度内在籍者から年度始め非在籍者と目標未依頼者と自己評価未依頼者を引いた数】における自己評価提出者の割合を表す。

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