中部大学教育研究23
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4)授業評価の実績①学生の授業評価・教員の授業自己評価の回答率と教員のコメント率図2に、2008年度から2022年度までの「教員による授業自己評価」と「学生による授業評価」の回答率を示す。直近の5年間に注目すると、2.3)にて述べたように、2020年度春学期に一旦中止となった授業評価の再開直後に学生回答率が目立って増加した。その後、やや減少傾向にあるものの、比較的高い水準を維持している。一方で、非常勤講師についても再開後にコメント率の増加が見られたが、依然として50%程度であるため、さらなる増加のための方策を講じていきたい。次に、教員のコメント率の推移を図3に示す。専任および非常勤のいずれについても、授業評価再開後にコメント率の増加がはっきりと見られた。前述した再開後における学生による回答率の増加を受けて、教員側もそれらの回答に対するフィードバックの記入を徹底したことが伺われる。―99―表7.本学FD活動の情報発信と学外に向けての活動実績一覧活動項目2008~20122013~2017201820192020202120222018~2022「大学教育研究」23101103本学広報誌216201104学外向け活動1919221117※新型コロナウイルス感染症拡大により遠隔授業を実施している状況を考慮し、2020年度春学期は授業評価を実施していない。図2.学生による授業評価回答率14.2 12.3 23.2 11.6 17.7 12.9 20.6 16.9 30.7 22.6 25.8 18.7 33.0 25.4 37.1 25.4 33.1 23.7 33.4 23.6 34.820.230.623.736.739.432.138.530.10102030405060708090200820082009200920102010201120112012201220132013201420142015201520162016201720172018201820192019202020202021202120222022+

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