中部大学教育研究2022
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ユニット化によるカリキュラム化を提案し、高校を含めた普及展開の可能性を検討した。今後、中大連携活動をSTEAM教育の観点から継続発展させるとともに、今後、Society5.0に向けた人材育成で求められる「人間の強み」を発揮する活動として、価値を見つけ生み出す感性と力、好奇心・探究力を持った人材育成にSTEAM教育が大きな役割を果たすと考えられる。謝辞中大連携活動を実施いただいた中部大学春日丘中学校の関係各位、並びにテーマ担当の大学教員として講師を担当いただいた中部大学の岡本聡先生、川村真也先生、杉田暁先生、伊藤佳世先生、高丸尚教先生、橋本美彦先生、味岡ゆい先生、長谷川浩一先生、大場裕一先生、香西はな先生、北耕司先生、横手直美先生、伊藤正晃先生に心より感謝いたします。また、本活動をサポートいただいた学校法人中部大学「学園連携フォーラム実行委員会」の山田公夫委員長(当時)をはじめとする関係各位に厚く御礼申し上げます。本研究の一部は、JSPS科研費(JP21K02956)及び中部大学特別研究費(20L10A1)の助成を受けたものです。参考文献1)文部科学省,「平成29・30・31年改訂学習指導要領」,文部科学省ホームページ,(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1384661.htm)2)文部科学省,「Society5.0に向けた人材育成に係る大臣懇談会」,文部科学省ホームページ,(https://www.mext.go.jp/a_menu/society/index.htm)3)総合科学技術・イノベーション会議,「Society5.0の実現に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ」,内閣府ホームページ,(https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/kyouikujinzai/saishu_print.pdf)4)松原憲治,高阪将人,「資質・能力の育成を重視する教科横断的な学習としてのSTEM教育と問い」,科学教育研究,41,2,(2017)150-160.5)松原憲治,「資質・能力の育成を重視する教科等横断的な学びとSTEM/STEAM教育」,日本科学教育学会年会論文集,44(2020)9-12.6)山崎貞登,「STEM,STEAM,エンジニアリング教育概念の比較教育からの論点整理」,日本産業技術教育学会誌,第62巻第3号(2020)197-207.7)井上徳之,「科学技術を身近な文化にしよう」,児童心理,No.808(2004)112-118.8)井上徳之,「児童の『個を伸ばす』ための環境づくり」,児童心理,No.811(2004)106-112.9)丸山雅貴,森田裕介,「科学教育の研究におけるSTEM/STEAM教育を指向した取り組みの動向に関する整理」,日本科学教育学会年会論文集,44(2020)289-292.10)井上徳之,毛利衛,「スーパーサイエンススクール」,数研出版(2003),ISBN4-410-13808-1.11)栃澤まどか,小栗和也,鈴木恒則,西義武,長田純佳,井上徳之,「日本科学未来館と大学との連携による中学生のSEM観察プログラム」,日本金属学会誌,第70巻第2号(2006)169-172.12)森田裕介,「STEM/STEAM教育カリキュラム構築を目指した実践デザインの一考察」,日本科学教育学会年会論文集,45(2021)71-72.13)毛利衛(監修),井上徳之(編集コーディネーター),「未来をひらく最先端科学技術」(全6巻),岩崎書店,(2004),ISBN4-265-0491-3.14)井上徳之,「研究者のかかわる科学技術教育の展開」,日本磁気学会誌、Vol.4,No.12(2009)581-587.掲載写真などについては個人に承諾を得ています。中部大学教育研究No.22(2022)―10―
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