中部大学教育研究2022
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2019年度は、秋学期と比べて春学期の方がS評価の受講生の割合が高いのに、2021年度はその逆になっている、A評価の受講生については2021年度の春学期の割合が高く、E評価については2021年度の秋学期の受講生の割合が高い、といった違いがあることは指摘できるが、その理由について考察することは難しい。したがって、ここではデータの提示にとどめておきたい。8結語一年のブランクの後の対面授業実施であったが、概ね2019年度と同じような状況に戻ったと思われる。成績については2019年度以前のような検討はできなかったのは残念であった。今後もデータ収集、分析、検討を重ねて、より良い教育体制の構築を目指していきたい。謝辞教育方針の策定、各種テストの実施、その他の運営面でご協力くださった先生方、本報告の内容に関して貴重なコメントを下さった先生方、英文要旨に目を通してくださったデイビッド・アレン先生に厚くお礼申し上げます。注1)「実力テスト」は、2012年度までは「プレースメントテスト」と呼ばれていた。2)非正規分布をなしていたため、ノンパラメトリックな検定を行った。検定方法はSPSSがデータに基づいて自動的に選択したものである。参照文献今村洋美・大門正幸(2020)「中部大学におけるオンライン全学英語教育の取り組み-教員間連携に焦点をあてて-」大学英語教育学会第35回中部支部大会(オンライン開催)での口頭発表.大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・山田伸明(2010)「大学英語教育に関する基本方針について-専門教育機関としての大学における英語教育の在り方を巡って-」『中部大学教育研究』10,23-28.大門正幸・柳朋宏・西村智・野田恵剛・山田伸明(2011)「全学英語教育に関する中間報告」『中部大学教育研究』11,87-94.大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・山田伸明・柳朋宏(2012)「平成23年度秋学期の全学英語教育に関する報告」『中部大学教育研究』12,81-89.大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・山田伸明・和田珠実(2014)「平成25年度の全学英語教育に関する報告」『中部大学教育研究』14,29-37.大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・山田伸明・和田珠実(2015)「平成26年度の全学英語教育に関する報告」『中部大学教育研究』15,65-74.大門正幸・今村洋美・加藤由崇・西村智・野田恵剛・和田珠実(2016)「平成27年度の全学英語教育に関する報告」『中部大学教育研究』16,89-97.大門正幸・今村洋美・加藤由崇・西村智・野田恵剛・和田珠実(2017)「平成28年度の全学英語教育に関する報告」『中部大学教育研究』17,35-44.大門正幸・今村洋美・加藤由崇・西村智・野田恵剛・和田珠実(2018)「2011年度~2017年度の全学英語教育に関するまとめ」『中部大学教育研究』18,1-6.大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・和田珠実(2019)「2018年度の全学英語教育に関する報告」『中部大学教育研究』19,1-7.大門正幸・今村洋美・加藤由崇・西村智・野田恵剛・和田珠実(2020)「2019年度の全学英語教育に関する報告」『中部大学教育研究』20,31-36.大門正幸・今村洋美・西村智・和田珠実・加藤由崇・中島眞吾(2021)「2020年度の全学英語教育に関する報告-オンライン授業への取り組み-」『中部大学教育研究』21,13-20.和田珠実・大門正幸・今村洋美・西村智・野田恵剛・山田伸明(2013a)「平成24年度の全学英語教育報告」『中部大学教育研究』13,79-85.和田珠実・今村洋美・大門正幸(2013b)「中部大学におけるEGAPを意識した全学英語教育カリキュラム改革」大学英語教育学会第52回国際大会(於京都大学)での口頭発表.Imamura,Hiromi;Wada,Tamami;Ohkado,Masayuki(2019)“UtilizingaTailor-madeTextbookFocusingonEGAPataJapaneseUniversity,”posterpresentationatJACETSeminar2019,TamagawaUniversity,Japan.中部大学教育研究No.22(2022)―30―表12それぞれの評価の割合(春)

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