2024幸友 VOL.27
21/36
当社の事業内容は下水道の維持管理。公共事業といわれる下水道の管路管理や、民間の建物の排水設備のメンテナンスを行っています。緊急時には、全国に支店・営業所を構える幅広いネットワークで迅速に対応。また、自社で調査ロボットや管路管理のデータベースシステムを開発したり、「清掃・調査・補修」といった一連のメンテナンスサイクルを全て担ったりするなど、他社にはない規模と機動力が強みです。現在、喫緊の課題でもある下水道の老朽化対策には、広範囲の管路状況を大まかに把握するスクリーニングで対応しています。また、頻発する地震に対して下水道管の耐震化ニーズも増加。そうした中で大切なことは、安全な作業と効率の良い管路管理です。作業員の安全を確保し、下水道に関わる事故を無くせるような方法の開発や危険箇所の作業の機械化などを常に模索。さらに、下水道の重要性や存在意義を広く認知してもらえるような啓発活動にも取り組んでいます。 現在入社2年目の私は、就活時、2つの理由で当社を志望しました。一つは、インフラ関連の企業に興味があったこと。もう一つは、経営理念の「300年継続する企業を目指す」という言葉です。日常生活に不可欠な事業に取り組む企業であり、この仕事自体がこの先も無くなることがない点に魅力を感じました。入社後は現場に配属され、主に戸建住宅やショッピングモールの排水管清掃を担当してきました。力仕事になったときは大変な面もありますが、個人宅へ訪問してトイレや流しの詰まりを解消し、お客様から感謝の言葉を直接いただけたときは、やはりやりがいを感じます。現在は営業課に所属し、定期清掃の日程調整や施工範囲の確認業務のほか、企業や工場へ訪問して、新規契約の獲得も。しかし、まだ先輩に同行して勉強中の身であることが正直なところ。今後は、できることを増やして仕事をまかせてもらえるとともに、お客様からも会社からも頼られる存在になりたいと思っています。会員企業の魅力とともに、中部大学や併設校の卒業生を紹介する「幸友会会員企業を訪ねて」。現在活躍中のOB・OGに、会社の特徴とご自身の仕事への想いを語っていただきました。下水道管を管理・清掃し、街を支え、暮らしを守る。直接いただく感謝の言葉に大きなやりがい。国内外での上下水道施設の維持管理業及びコンサルタントに関する事業/上水、下水の給排水設備及び空調設備の設計、施工に関する事業/産業廃棄物に関する事業/土木工事並びに管工事に関する事業/測量及び調査に関する事業/上下水道施設の維持管理技術者の派遣に関する事業/下水道機材の製造、販売に関する事業/前各号に付帯する一切の事業管清工業株式会社 名古屋支店排水事業部 営業課 いしかわ まさのぶ 石川 昌伸さん中部大学 人文学部 歴史地理学科2023年3月卒業[本社住所]〒158-0098 東京都世田谷区上用賀1丁目7番3号[電話]03-3709-5151(代表)[代表取締役]長谷川 健司 [設立]1962年10月▲中日本技術センター(小牧市)▲作業の様子▲大口径管の調査を行うロボット事業内容管清工業株式会社https://www.kansei-pipe.co.jp/File 0220
元のページ
../index.html#21