2024幸友 VOL.27
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体育館では、「持続社会創成教育プログラム(PEPS)2024年度研究交流会」と「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)研究発表会」として、大学院生がポスターセッションによる研究発表を行いました。「AI技術によりロボットを賢く」をテーマに、人工知能技術を用いてロボットを高知能化する研究事例を紹介。試作中のロボットを見学することもできました。理工学部 AIロボティクス学科 准教授 山内 悠嗣AI・ロボティクス「人の気持ちがわかる省エネシステム」をテーマに、無線センサ、無線電力送電、人体データを用いたホームエネルギーマネジメントシステムの研究について紹介しました。工学部 電気電子システム工学科 教授 常川 光一ホームエネルギーマネジメントシステム「サボテンを日本の食卓に」をテーマに、食べ物としての魅力、栄養価、機能性について紹介。サボテンパウダーを使ったサボテンクッキーの試食も行いました。応用生物学部 食品栄養科学科 准教授 田中 守多肉植物研究センターミニ講演会会場:体育館ラボツアー現在、化学合成に人工知能とロボットを融合させた材料開発が世界的な潮流になっています。講演では、学習用のデータが少数で済む「ベイズ最適化」を用いた合成について説明し、ロボットと融合してさらなる高スループット化を目指している研究について紹介しました。ハイスループット材料開発:物質科学・情報科学・ロボット工学の融合工学部 応用化学科 教授山田 直臣01最近の音声認識システムの性能向上により、音声対話システムは急速に実用化が進んでいます。講演では、音声情報処理技術とその応用の例をあげ、高齢者施設での活用を目指したシステムの開発状況と、その性能を上げるためにはより多くのデータの収集が不可欠と語りました。超高齢者向けロボット雑談対話システムの開発工学部 情報工学科 教授山本 一公02温室効果ガスの削減とエネルギー自給率の向上を目指してバイオ燃料の開発が進められている近年。講演では、微細藻類とはどんな生物か、また微細藻類で物質生産を行う利点と問題点について説明し、今後のバイオ燃料生産への応用に向けた課題もあわせて紹介しました。微細藻類におけるバイオ燃料生産に向けて応用生物学部 応用生物化学科 准教授愛知 真木子0332
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