研究ガイドブック2024
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8 8 (5)ノウハウについて ノウハウの取り扱いについては、教職員等が職務上案出したノウハウの利用権は本学が保有するものとする。 6.知的財産の管理・活用 (1)知的財産の管理 大学帰属とされた知的財産に係る知的財産権の出願、権利化、譲渡等に関する一切の管理は、本学が行うものとし、その費用は原則大学が負担する。 (2)発明者等に対する補償 発明者等から発明に係る権利を承継して取得した場合には、職務発明等に係る補償金の取扱いに関する細則における定めに従って当該教職員等に対して出願時に補償金を支払う。知的財産の活用により本学が収入を得た場合には、当該教職員等及び本学に適切に分配する。 (3)守秘義務 本学及び教職員等は、知的財産に係る守秘義務を誠実に遵守する責を負う。 (4)活用 本学は、研究活動により得られた知的財産を社会で有効に活用し、社会貢献を果たすため、効率的な技術移転、共同研究・受託研究の推進等を行う。 7.共同研究、受託研究に伴う権利の帰属など成果の取り扱い 共同研究、受託研究に伴う成果の取り扱いは、原則、寄与度に応じて成果に伴う権利の持分を決定する。知的財産の取扱いについては、共同研究、受託研究に係る契約の中で規定する。 8.知的財産の管理及び産官学連携の実施体制と責任 大学における知的財産の取得・活用促進のための組織として、研究戦略部門研究推進企画室が、知的財産の権利化、管理、活用などにおけるマネジメントを行う。また、研究戦略部門研究推進企画室は、共同研究・受託研究等の契約業務支援、外部技術移転機関との連携など支援業務を実施する。 9.ポリシーの適用時期 (1) ポリシーは、平成29年6月21日より施行し、平成29年4月1日より適用する。 (2) 中部大学知的財産ポリシー(平成19年4月1日制定)は、廃止する。 10.改正後のポリシーの適用時期 このポリシーは、2019年4月17日から施行し、2019年4月1日から適用する。

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