研究ガイドブック2024
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17 16 3. 不正行為に係る調査・審理・判定の取扱いについて 不正行為の告発を受けたときの取扱いは、次のとおりとします。 (1) 不正行為に係る調査・審理・判定 研究倫理委員会のもと、不正行為を取扱う委員会は、次の①~③とする。 ① 予備調査委員会 ② 調査委員会 ③ 不服審査委員会 (2) 不正行為に係る裁定 不正行為の裁定は研究倫理委員会の議を経て学長が行う。 (3) 不正行為に係る処分 不正行為の懲戒は懲戒委員会の議を経て理事長が行う。 4. 内部監査 学長のもとに内部監査委員会を置き、次のとおり内部監査を実施します。 (1) 毎年度定期的に予算執行を把握し、研究計画の遂行状況を確認する。 (2) 競争的研究費等の管理体制の不備を検証する。 (3) 不正防止のためのリスクアプローチ監査を行う。 5. 競争的研究費等の運営・管理について 本学における競争的研究費等の取扱いは、次のとおりとします。 (1) 競争的研究費等の取扱い権限 競争的研究費等の取扱い権限の最高管理責任者は学長とし、統括管理責任者は学長が指名する副学長(研究倫理委員会委員長)、コンプライアンス推進責任者は各研究科長、学部長、研究所長、センター長等とする。(図A参照) なお、その事務処理は、総務部、財務部、管財部、学事部、図書館事務課、研究支援部及び当該競争的研究費等の管理部署で取扱う。 (2) 競争的研究費等の物品管理 競争的研究費等により物品等(消耗品を含む。)を購入する場合は、「学校法人中部大学固定資産及び物品調達規程」に準拠する。 (3) 競争的研究費により雇用する研究員の出退勤管理 競争的研究費等により雇用された研究員は、出勤・業務日誌を、担当教員の押印後翌月初めに予算管理部署に提出しなければならない。 (4) 競争的研究費による出張管理 競争的研究費等による出張旅費等は、「出張・旅費規程」に準拠する。

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