中部大学研究紹介2025
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11キーワード相談に応じられる内容ロボットによるゴルフスイングスキー板用ダンパーの開発カーボン竹刀FRP積層構造部材複合材料よりなる製品の設計・構造解析に関する研究HOSOKAWA Kenji 工学部 機械工学科教授細川 健治振動実験、振動解析、構造解析繊維強化複合材料は、軽量、高剛性、高強度などの優れた材料特性を有し、材料設計が可能であるところから航空宇宙用構造部材およびスポーツ用品などに多く用いられている。これら構造部材および用品の材料・構造設計および振動特性に関する研究を実施している。【研究テーマ】●材料特性の同定加振実験により製品の振動特性を求め、得られた振動特性を基に有限要素法と逆問題解析法(感度解析法)を用いて、非破壊的にこの製品を構成する部材の材料特性(弾性パラメータ、減衰パラメータ)を同定する方法を提案 している。●ゴルフスイングに関するシミュレーションの開発●ゴルフクラブシャフトの設計法の開発●カーボン竹刀の衝撃力に関する研究●スキー板・スノーボードの減衰性能の向上化に関する研究●スキー板・スノーボードの設計法の開発 ●レーザフォーミングに関するシミュレーションの開発複合材料、振動解析、構造解析、有限要素法、スポーツ工学、スポーツ用具キーワード相談に応じられる内容塑性加工シミュレーションの高精度化HAMASAKI Hiroshi工学部 機械工学科准教授濱崎 洋塑性加工シミュレーションの高精度化、市販ソフトウェアへの高精度モデル導入、材料試験、材料モデル開発、その他プレス成形全般に関する相談高張力鋼板をはじめとする難成形材のプレス金型設計には数値シミュレーションの活用が不可欠であり、成形品形状や割れの予測精度向上が求められている。 本研究室ではプレス成形で想定される複雑な変形履歴を模擬した材料試験を実施し、得られる応力‐ひずみ特性を高精度に再現できる材料モデルを開発することでシミュレーションの精度を向上する研究を行っている。また、高精度な材料モデルを手軽に活用するための材料試験や、パラメータ同定手法も提案している。【研究テーマ】●ステンレス鋼板の弾性異方性を考慮したスプリングバック予測 ●バウシンガー効果の方向依存性とスプリングバック予測への影響●繰返し曲げ試験による移動硬化モデルのパラメータ同定手法開発●材料モデルのパラメータ自動決定ソフトウェアの開発●加工誘起マルテンサイト変態を考慮したSUS304の材料モデル開発●アルミニウム合金板の温間変形特性とそのモデル化●応力緩和に起因する時間依存スプリングバックの研究 などプレス成形シミュレーション、材料モデル、材料試験、パラメータ同定工学部工学部
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