中部大学研究紹介2023
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15相談に応じられる内容独自HPキーワード都市空間の情報化手法の開発HATTORI Atsushi 工学部 都市建設工学科教授 服部 敦まちづくりに関する情報共有、情報発信を推進するための映像、ゲームを用いたワークショップ、イベントの企画、運営、効果検証都市空間、情報化、映像、ゲーム、ワークショップ、情報共有、情報発信、視覚化 まちづくりには、多様な担い手の参加・協働が不可欠である。その際、対象となる都市に存在する資源を発見し、担い手間で共有し、対外的に発信するための情報化のための手法・手段が重要となる。都市デザイン研究室では、楽しみながら都市に関する情報を共有・発信できるよう、映像やゲームなどの手段を用いた都市空間の情報化手法の開発とまちづくりへの効果発現の検証を実践的に行なっている。 【研究テーマ】●都市空間を対象としたショートムービー制作の実践的研究 実際の都市空間を対象に短期間のショートムービーワークショップを 通じて、次のようなまちづくりに対する効果の発現を検証 ー地域の自然、歴史、文化等の発見・共有と対外的な発信 ーまちづくりの将来像に関するイメージの共有と対外的な発信 ーまちづくりの担い手となる市民の参加促進と意識醸成 *毎年度の夏に3から4日間の集中的なワークショップを実施●すごろく等のゲームを活用したまちづくりの実践的な研究 地域資源やまちづくりの将来像をすごろく等のゲームによる視覚化し、 地域内での共有と対外的な発信といったまちづくりへの効果の発現を検証 ー都市空間をすごろく盤に見立てて、楽しみながら地域資源をめぐる  「リアルすごろく」の企画、実践 *毎年度、愛知県豊川市でイベントを開催 ー都市の歴史と将来像を学び、考え、すごろく盤を用いて表現するワーク  ショップを企画・実施 ムービーワークショップ(2018年度)ロケ地:高蔵寺ニュータウンテーマ:再開作品番号1「嗚呼、高蔵寺」作品番号2「変わり歌」作品番号3「ビーサンとばし」キーワード相談に応じられる内容鋼・コンクリート構造部材の耐震性能向上に関する研究MIZUNO Eiji  工学部 都市建設工学科教授 水野 英二新材料の材料試験、新材料の材料特性に関する実験的・解析的研究、鋼・コンクリート構造部材の高機能化および高性能化に関する研究、構造部材の耐震実験 鉄筋コンクリート(RC)柱の最大耐力以降の領域での耐震性能を高める一対策として、材料的ならびに構造的な観点から柱の塑性ヒンジ化領域での、1) かぶりコンクリートの剥落および内部コンクリートへの破壊進展を抑え 軸方向鉄筋の座屈発生を遅延させることにより、さらに2)軸方向鉄筋の破断を防止することにより、エネルギー吸収能の高い安全な RC柱を開発することを研究目的としている。 これまで、繰り返し二軸曲げ力を受ける鉄筋コンクリート(RC)柱、鋼繊維補強コンクリート(SFRC)柱および中間補強筋付きRC柱の耐荷特性に関する研究を通して、軸方向鉄筋の座屈発生・破断を抑えるためのRC柱の耐震性能の向上策を実験的に検証している。また、鋼製橋脚の耐震に関する研究も行っている。【研究テーマ】●繰り返し力を受ける鉄筋コンクリート部材のポストピーク挙動に関する 実験的・解析的研究●損傷を受けた鉄筋コンクリート部材の補修対策・効果に関する実験的・ 解析的研究●繰り返し力を受ける鋼製橋脚の耐震性能向上に関する実験的・解析的研究●損傷を受けた鋼製橋脚の補修対策・効果に関する実験的・解析的研究鋼・コンクリート、RC柱、鋼製橋脚、耐震性能向上、三次元有限要素解析、耐震実験工学部工学部

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