中部大学研究紹介2024
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30キーワード相談に応じられる内容交流モータの高性能化に関する研究-主として、誘導モータの高効率化、低価格化を目指して -HIROTSUKA Isao工学部 電気電子システム工学科教授 廣塚 功モータ・発電機そのものに関する事項全般 交流モータ(誘導モータおよび同期モータ)は多数使われており、時代のニーズに対応して様々な性能を要求されている。その一方で、材料技術、加工技術および制御技術の発展に伴い、モータの設計法などの見直しが急務とされている。当研究室では、誘導モータおよび同期モータ(永久磁石界磁および巻線界磁)そのものの高性能化、特に高効率化、低振動・低騒音化、低価格化などを目指した基礎研究を行っている。【研究テーマ】●誘導モータのさらなる高性能・低価格化 誘導モータの回転部(回転子)には、測定が困難であるため未解明な 部分が多数残存する。特に、回転子バーの電流の高調波解析およびバー 間電流(横流)を解明することで高効率化を図ろうとしている。また、 固定子巻線を手中巻とすることにより低価格化が見込まれるが、その 特性改善を行っている。●自己始動形永久磁石同期モータの特性改善●交流モータの性能評価に関する文献調査誘導モータ、同期モータ、発電機、振動、騒音、高効率、損失評価モータ騒音実験室モータ試験装置独自HPキーワード相談に応じられる内容各種設備の雷害対策YAMAMOTO Kazuo工学部 電気電子システム工学科教授 山本 和男様々な機器・設備の雷害対策 風力・太陽光発電システム、航空機、東京スカイツリーなどの電波塔、自動車、鉄道、ビル、家屋等、様々な設備の雷害対策に関する研究を行っています。上記の様な設備には必ず何らかの電気・電子機器が含まれており、その様な設備に雷撃があった場合、雷電流の一部が機器内部に流れ込んだり、機器近傍を流れることにより電気・電子機器が誤作動・故障することがあるのです。 その対策方法は保護対象の設備に依存するため、各々の設備に応じた対策が必要とされています。実験的検討、理論的検討、数値解析的検討の3つの手法を用いて、その設備にとって最適な雷害対策方法が確立できるよう、日々研究を行っております。【研究テーマ】●自動車やその周辺設備の雷害対策●風力発電設備や太陽光発電設備等の電力設備の雷害対策●航空機や有人ドローンの雷害対策●鉄道車両やその周辺設備の雷害対策●一般家屋やその内にある家電機器の雷害対策●ビルやその内部機器の雷害対策雷、雷害対策、接地、雷サージ、風力、太陽光、航空機、ビル、電波塔、自動車工学部工学部

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