中部大学研究紹介2023
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31独自HPキーワード相談に応じられる内容各種設備の雷害対策YAMAMOTO Kazuo工学部 電気電子システム工学科教授 山本 和男様々な機器・設備の雷害対策 風力・太陽光発電システム、航空機、東京スカイツリーなどの電波塔、自動車、鉄道、ビル、家屋等、様々な設備の雷害対策に関する研究を行っています。上記の様な設備には必ず何らかの電気・電子機器が含まれており、その様な設備に雷撃があった場合、雷電流の一部が機器内部に流れ込んだり、機器近傍を流れることにより電気・電子機器が誤作動・故障することがあるのです。 その対策方法は保護対象の設備に依存するため、各々の設備に応じた対策が必要とされています。実験的検討、理論的検討、数値解析的検討の3つの手法を用いて、その設備にとって最適な雷害対策方法が確立できるよう、日々研究を行っております。【研究テーマ】●自動車やその周辺設備の雷害対策●風力発電設備や太陽光発電設備等の電力設備の雷害対策●航空機の雷害対策●鉄道車両やその周辺設備の雷害対策●一般家屋やその内にある家電機器の雷害対策●ビルやその内部機器の雷害対策雷、雷害対策、接地、雷サージ、風力、太陽光、航空機、ビル、電波塔、自動車キーワード相談に応じられる内容ナノカーボン材料の作製とデバイス応用UCHIDA Hideo工学部 電気電子システム工学科准教授 内田 秀雄太陽電池および応用技術、グラフェンを含むカーボン膜の成膜評価技術、マイクロ波プラズマCVD技術特許P99参照 安価で自然界を循環するカーボンで太陽電池には、製造コストの大幅に低減や製造・廃棄に関する環境負荷の大幅な低減が見込まれます。透明導電膜・光電変換層の全ての部分をカーボン材により作成することが可能であり、タンデム構造とすることで高効率化を目指しています。 また、太陽電池で発電したエネルギーを有効利用するための応用技術開発も行っております。【研究テーマ】●オールカーボン太陽電池の開発 太陽電池をオールカーボンで作成するために必要な要素技術の開発と それらの部材の複合化・連続作成技術の開発を行っております。 ・バンドギャップ可変アモルファスカーボン膜の成膜・評価 ・カーボンナノファイバー含有低抵抗カーボン膜の成膜・評価 ・グラフェン透明電極の成膜●マイクロ波プラズマCVDによるグラフェン膜の成膜技術 ・樟脳を用いたグラフェン膜の成膜●太陽電池応用技術の開発 ・ソーラー飛行船による通信基地開発 ・小規模太陽電池電源連携システムの開発グラフェン、ナノ構造カーボン、アモルファスカーボン、太陽電池、透明導電膜工学部工学部

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