中部大学研究紹介2025
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65キーワード相談に応じられる内容中小企業の経営革新個別中小企業経営学の諸理論:ネットワーク論、経営情報論、経営戦略論、ビジネスモデル論、プラットフォーム論、ダイナミックケイパビリティ論等産業集積・産業クラスター中小企業の企業間連携研究の対象と内容中小企業の経営革新社会実装分野産業振興策・地域活性化を検討している自治体MORIOKA Takafumi経営情報学部 経営総合学科教授森岡 孝文経営戦略に関する企業研修・講演従来の中小企業論は、経済学をベースにした研究が多いが、ネットワーク論、経営情報論、経営戦略論、ビジネスモデル論等といった経営学の視点に立った理論を用いて中小企業の経営革新の研究をしている。 特定の技術を発展させるコア技術戦略やプラットフォーム企業と補完企業の関係を考慮したプラットフォーム戦略をどのように地域の中小企業が活用し、中小企業が競争優位を確立することができるかを研究している。個別中小企業の経営革新:中小企業がイノベーションや第二創業を果たすにはどのようにすればよいのか、自社の企業活動をどのように考え、どのような経営戦略を策定していけばいいのかについての研究。中小企業の企業間連携:大企業に比べヒト、モノ、カネ、情報という経営資源が劣ると思われている中小企業にも独自の技術を持つ企業がある。あるいは中小企業が連携して大企業に匹敵するような独自の技術を開発するには、どのような企業間連携が良い経営成果をあげることができるのかを研究。産業集積・産業クラスター:産業集積・産業クラスターはどのような経済性を企業にもたらすのかの研究。【研究テーマ】 ●中小企業の経営戦略●中小企業の企業間連携●中小企業による地域活性化●産地の再生経営革新、地域活性化、第二創業、プラットフォーム、ファミリービジネス、ダイナミックケイパビリティ独自HPキーワード相談に応じられる内容SDGs・スマート技術と国際標準化社会実装分野社会課題を解決する標準化と研究開発戦略        ITO Kayo経営情報学部 経営総合学科准教授伊藤 佳世SDGsとイノベーション 経営戦略 SDGs・超スマート社会SDGs、スマート社会、国際標準化、産業政策社会課題を解決するための国際標準化(ルール形成)に焦点をあて、以下の研究を行っています。標準を作る:国際標準(環境マネジメント及びSDGs分野)を策定しています。●標準化における持続可能性の配慮(ISO/TMBC/Guide82)●生物多様性の標準化(ISO/TC331, TC331/WG4)国際標準化と産業政策:国際標準化事案の評価を通じて社会課題に寄与するルール作りを検討しています。標準を教える:ISOやIECの経験を活かし、環境マネジメント及び関連分野の標準化教育と標準化人材育成に取り組んでいます。国際標準化に理解のある経営者の育成をめざし、「標準を使う・作る・教える」という標準化教育を実施しています。学生主体の標準化教育:標準を学んだ学生たちが産学官民連携で標準化教材を開発し、教材を用いた標準化教室を行います。地方創生SDGs官民連携プラットフォーム、スマートシティ官民連携プラットフォームにも参加しています。経営情報学部経営情報学部

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