中部大学研究紹介2023
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68キーワード相談に応じられる内容(a) ハードロック(b) ラベンダー(c) 片足上げ(d) 小数減算快適な環境を目指したストレス度に関する研究ADACHI Yoshinori経営情報学部 経営総合学科教授 足達 義則環境が及ぼすストレス対策、環境による集中度変化の測定、画像認識と識別 現代社会はストレスの連続であり、適度のストレスはやる気に繋がったり、頑張りに繋がったり、と必要なものでもある。しかし、半世紀以上前セリエが提唱したストレス学説以来、過度のストレスは病気の原因となり、殆ど全ての病気は何らかのストレスから来ていることが分かっている。笑うことで、NK活性が上がり癌予防になると言われているように、環境により人の心は変動し、身体の状態も左右されることが多い。我々は、環境からの刺激が生体にどのような影響を及ぼすかについて研究を行っている。【研究テーマ】●RRI時系列データのLF/HF解析およびウェーブレット解析 指尖脈波からストレス指標の1つであるLF/HFを求め、交換神経と副交感 神経の優位性を検討している。また、ウェーブレット係数によるLF領域と HF領域の検討を行い、各種刺激の個人的な特性と汎用的な特性を検討し、 人にやさしい環境について検討している。●画像解析による集中度・理解度の予測●脳波、特にα波に関する研究●ニューラルネットワークによる画像認識・識別に関する研究ストレス度、LF/HF解析、ウェーブレット解析、集中度、フラクタル次元解析キーワード相談に応じられる内容環境マーケティングから社会的課題解決策の見出し SHIMIZU Makoto経営情報学部 経営総合学科教授 清水 真循環型社会の構築、商店街に関する課題、地域活性化、マーケティング戦略、地場産業の課題解決に向けた取り組み 近年、我が国では、資源・環境問題、商店街の衰退、過疎化など、さまざまな社会的課題が顕在化している。これらの課題は、従来、行政が主体となり、解決・改善のための取り組みがなされてきた。しかし、今日の財政難による人員削減やコスト軽減が求められる中で、行政が主体となり、社会的課題の解決・改善を行うことが困難な状況になっている。 当研究室では、社会的課題の解決に向けた研究を進めている。【研究テーマ】●消費者の購買後行動に関する研究●循環型社会の構築に関する研究●地域活性化に関する研究●流通業(卸・小売)の課題解決に向けた研究●コミュニティ・ビジネスに関する研究循環型社会、商店街、地域活性化、マーケティング、地場産業経営情報学部経営情報学部

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