中部大学研究紹介2024
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74キーワード相談に応じられる内容 ❸ 明日を約束する成長戦略4.1 組織及びその状況の理解 6.1 リスク及び機会への取組み 6.2 環境目標及びそれを達成する ための計画策定 8.2 緊急事態への準備及び対応 ❷利益を増やす体質 5.2 環境方針 5.3 組織の役割、 責任及び権限 6.1 リスク及び機会への 取組み 7.1 資源 7.2 力量 8.1 運用の計画 及び管理 9.1 監視、測定、 分析及び評価 ❶ 聞く耳を作り 学習する仕組み 4.2 利害関係者ニーズ及び 期待の理解 5.1 リーダーシップ及び コミットメント 7.3 認識 9.2 内部監査 9.3 マネジメントレヴュー 10.1 一般 10.2 不適合及び是正処理 10.3 継続的改善 環境マネジメントシステムを活用した企業の経営革新SANO Mitsuru教授 佐野 充中小企業経営、環境マネジメントシステム活用、CSV経営 多くの中小企業が環境マネジメントシステム(EMS)に取組んでいるが、形骸化している傾向がある。これを実質化し、また、企業形態に合致した工夫により、企業経営を革新することが可能であり、具体的な企業を例に、研究を進めている。【EMSを実質化するための3つの視点】❶企業活動情報の発信を工夫して関係者の意見を積極的に聞き取り、学習 する継続的な経営改善❷見える化と5SにEMSを適用し、全員参加による生産性向上とコスト削減 で利益を増やす体質改善❸SWOTクロス分析により強みと致命的リスクを把握した成長戦略作り←上記3つの視点とISO14001の関連項目 中小企業の経営形態は、規模や業種が様々であり、EMSを実質化し、経営革新するには、経営形態に則した種々の仕掛けが必要になるため、実例を基に研究を進めている。多くの企業の参加を要望する。 また、企業利潤の追求と社会貢献を共に達成でき、CSR経営を更に進めたCSV経営についても、中小企業として望ましい形は何かを研究している。これも企業の参加を要望する。 中小企業経営、経営革新、環境マネジメントシステム、成長戦略、CSV人間力創成教育院 特別課題教育プログラムキーワード相談に応じられる内容ディスカッションに基づく創造的リベラルアーツ教育社会実装分野多様化する社会におけるコミュニケーション能力SUZUKI Junko創造的リベラルアーツセンター 人間力創成教育院 語学教育プログラム 兼任教授 鈴木 順子文理の枠組みを越える教養教育、多分野統合型ディスカッション指導、グローバルリーダーとなるべき社会人に必要とされる21世紀的教養、リベラルアーツとしての多言語修得 現代社会に生きる私たちが、直面する数々の問題を解決していくためには、さまざまな専門分野の人間が多様な知見を持ち寄り、相異なる価値観をすり合わせながら話し合いを重ねて互いに納得できる結論を見出すことが何より必要となる。 いま大学における教養教育で最も求められているのが、「自分で問題を見つけ、調査し、表現し、討論し、協力して解決する力」を身につけることに他ならない。そしてそれは専門知を得た3、4年生や大学院生こそ必要であり、さらに社会人になっても重要となる学問リテラシーである。言い換えればそれは総合的で能動的な21世紀的知性なのである。 本研究室で特に重要テーマとして掲げて取り組んでいるのが、1)文理の枠を越えた複合的問題解決を目的とするディスカッション授業、2)リベラルアーツとしての第二外国語教育、3)文理を問わず討論の際に共通して必要とされる哲学・芸術の基礎教養、情報収集・統合能力と論理思考の育成、である。【研究テーマ】●21世紀型リベラルアーツ教育の実践と討論指導●女性思想家シモーヌ・ヴェイユにおける人文知と科学●哲学史における幸福論:古代ギリシアから現代まで●リベラルアーツとしての第二外国語教育-理論と実践リベラルアーツ、第二外国語、文理融合、ディスカッション研究所・センター等研究所・センター等
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