中部大学研究紹介2023
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76キーワード相談に応じられる内容デザイン優先のモノ作りの研究-100年廃れないイタリアのモノ作りに学ぶ-KOYAMA Taro人間力創成教育院 教養課題教育プログラム講師 小山 太郎車・家具・家電製品・自転車・船舶などのプロダクトデザイン分野、サービスデザイン分野、インテリアおよびファッションデザイン分野イタリアのデザイン思考、デザイン・マネジメント 、QOLの上昇 今やデザインは企業の付加価値の源泉となっています。デザインの目的は簡単には廃れないクオリティの高いかたち(フォルム)を製品に付与して、生活の質を高めることです。クオリティの高い「かたち」を実現する際、①人文学的側面(美術や詩情)、②社会科学的側面(職人の熟練労働など)、③自然科学的側面(主に工学)という三つの要素が考慮に入れられています。 当研究室では、イタリアのデザイン思考という、他に例のないテーマで研究を進め、イタリアの高級車や高級家電の作り方を研究しています。【研究テーマ】●デザイン優先のモノ作りの研究●イタリアのデザイン思考●イタリアの高級車・家電・クルーザーなどのデザイン手法●ビジョナリー(ブルースカイ)リサーチを可能にするソフトウェア開発●デザインプロジェクト管理ツール(多重円グラフ描画ソフト)の開発キーワード相談に応じられる内容 ❸ 明日を約束する成長戦略4.1 組織及びその状況の理解 6.1 リスク及び機会への取組み 6.2 環境目標及びそれを達成する    ための計画策定 8.2 緊急事態への準備及び対応 ❷利益を増やす体質 5.2 環境方針 5.3 組織の役割、 責任及び権限 6.1 リスク及び機会への    取組み 7.1 資源 7.2 力量 8.1 運用の計画 及び管理 9.1 監視、測定、    分析及び評価 ❶ 聞く耳を作り 学習する仕組み 4.2 利害関係者ニーズ及び 期待の理解 5.1 リーダーシップ及び コミットメント 7.3 認識 9.2 内部監査 9.3 マネジメントレヴュー 10.1 一般 10.2 不適合及び是正処理 10.3 継続的改善 環境マネジメントシステムを活用した企業の経営革新SANO Mitsuru教授 佐野 充中小企業経営、環境マネジメントシステム活用、CSV経営 多くの中小企業が環境マネジメントシステム(EMS)に取組んでいるが、形骸化している傾向がある。これを実質化し、また、企業形態に合致した工夫により、企業経営を革新することが可能であり、具体的な企業を例に、研究を進めている。【EMSを実質化するための3つの視点】❶企業活動情報の発信を工夫して関係者の意見を積極的に聞き取り、学習 する継続的な経営改善❷見える化と5SにEMSを適用し、全員参加による生産性向上とコスト削減 で利益を増やす体質改善❸SWOTクロス分析により強みと致命的リスクを把握した成長戦略作り←上記3つの視点とISO14001の関連項目 中小企業の経営形態は、規模や業種が様々であり、EMSを実質化し、経営革新するには、経営形態に則した種々の仕掛けが必要になるため、実例を基に研究を進めている。多くの企業の参加を要望する。 また、企業利潤の追求と社会貢献を共に達成でき、CSR経営を更に進めたCSV経営についても、中小企業として望ましい形は何かを研究している。これも企業の参加を要望する。 中小企業経営、経営革新、環境マネジメントシステム、成長戦略、CSV人間力創成教育院 特別課題教育プログラム研究所・センター等研究所・センター等

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