信頼71号
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 小学生の頃からK-POPが好きだった娘は、ずっと韓国に夢中です。高校時代には韓国地域研究などがご専門の澁谷鎮明先生のお話を伺う機会に恵まれ、澁谷先生が所属されている中部大学国際関係学部への進学を強く希望するようになりました。念願かなって中部大学に入学。憧れの韓国へは短期留学を果たし、澁谷ゼミの選考にも通過して、研究室で意欲的に学んでいます。ここまで順調に進んできた娘ですが、就職活動はかなりのプレッシャーだったようです。私たち親も情報を得るために、昨年は初めて「父母との集い」に参加しました。幸いなことに、最近になって志望先から内々定をいただき、娘の表情にも明るさが戻ってきました。今年の「父母との集い」は、少し肩の力を抜いて楽しみたいと思います。 「父母との集い」への参加は今回で2回目です。子どもの学年が変われば親として知っておきたい情報も変わりますし、大学の方針にも継続して触れておきたいので、今後も参加するつもりです。今年の宇宙航空学科の学科説明会では、就職に関するお話に興味を惹かれました。本格的な就職活動が始まるのは3年生になってからですが、宇宙航空学科には2年生のうちから企業のものづくり現場に触れられる「工場見学」「工場実習」が用意されているとのこと。ただ、息子自身はまだ就職への関心があまりないようなので、親だけがその気になっていても仕方ありませんよね。就職の準備は早過ぎることはないと思いますが、まずは学業にしっかり取り組みながら、将来についても少しずつ考えていってほしいです。 息子がどんなことを学び、どのような進路があるのかを知りたくて、「父母との集い」に参加しました。入学してまだ数カ月ですが、息子は2つのサークルを掛け持ちして忙しそうに過ごしています。生活時間もすれ違いがちなので、親子でじっくり話す時間はあまりありません。「今日は午後から授業がある」「帰りが遅くなりそう」など、連絡もほとんど一言だけです。それでも、毎朝ひとりで起きて自分で作ったお弁当を持って通学している姿を見ると、自立した生活ができていると感じます。もう立派な大人ですから必要以上の干渉はせずに見守っていますが、人生の先輩としてあえて一言アドバイスをするなら、将来の就職活動に備えて今のうちから何か資格取得にチャレンジしておくといいよ、と伝えたいです。 息子が通っている大学を一度きちんと見ておきたいと思い、「父母との集い」の「キャンパスツアー」に参加しました。予想以上に充実した内容で大満足です。キャンパス内を歩きながら、各施設の名称や利用方法について丁寧に説明を受けました。たとえば、パソコンルーム。重たい個人用ノートパソコンを持ち歩かなくても、この部屋から課題やレポートを提出できるそうです。便利な時代になりましたね。説明の中には、学生でもあまり知らないようなレアな情報が含まれているとのことで、息子に「これ知ってる?」と聞いてみたいと思います。ツアーの案内役は4年生の学生さんで、とてもしっかりされており、感心しました。数年後には息子も彼のように成長していてくれたらいいなと期待が膨らみました。就職活動が終わってほっとしています就職に関する情報に早めに触れられる機会大学生はもう大人干渉せずに見守ります充実した内容のキャンパスツアー国際関係学部 国際学科 4年生のご両親理工学部 宇宙航空学科 2年生のご両親工学部 電気電子システム工学科 1年生のご両親経営情報学部 経営総合学科 1年生のご両親父母インタビュー父母インタビュー26

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