大学案内2025
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環境分野のプロとして持続可能な社会に貢献環境生物学は環境問題の解決に不可欠であり、さらなる研究の発展が期待されています。例えば水の中の微生物は、その働きが未知の種が多く、水環境や水資源の保全のため、さらなる研究が期待されています。本学科で幅広く高度な自然科学の知識・技術を修得し、企業や地域で生物多様性の保全や持続可能な社会の実現を牽引する人材になるよう願っています。程木 義邦 准教授陸水学高校時代から在来カメ類を中心とした生き物の保全のため、外来種ミシシッピアカミミガメの駆除活動やその肥料化の研究をしてきました。現在は保全生態学への興味が深まり、絶滅の危機にあるニホンイシガメの保全を卒業研究で取り上げる予定です。今後も、日本の貴重な在来生物が暮らしていける環境や生物多様性の保全に力を尽くしていきます。石井 日香留 さん環境生物科学科4年愛知県 佐屋高等学校出身{ Student’s Voice}{ Teacher’s Voice}日本の貴重な在来生物を守るために生物多様性の保全に力を尽くしたい大きな可能性をもつ環境生物学を学び環境問題の解決をリードする人材へ株式会社中外テクノス株式会社中外テクノス株式会社江ノ島マリンコーポレーション株式会社江ノ島マリンコーポレーション[ 内定者の声.1 ][ 内定者の声.2 ]菊池 優花 さん 2024年3月卒業 愛知県 知立東高等学校出身永井 風杜 さん 2024年3月卒業 岐阜県 可児高等学校出身環境分野の知識を身につけ、環境対策プロジェクトのリーダーとして藤前干潟でのゴミ拾いや小学生と田植えなどを行った経験が内定につながりました。生態系の調査や水質、土壌、排ガスの分析など、環境技術を駆使した内定先の事業で、これまでに得た知見や経験を生かし、環境問題の解決に向けて貢献していきたいです。内定先が運営する「アクア・トトぎふ」は大好きな水族館です。子どもの頃から通っていますが、特に魅力的なのは全国初の「認定希少種保全水族館」として、淡水魚の希少性に着目し種の保存にも注力していること。学科での種の保全や環境についての学びを生かして経験を積み、専門的に幅広い活動ができるよう努力します。工学部 経営情報学部国際関係学部 人文学部応用生物学部環境生物科学科生命健康科学部現代教育学部理工学部119

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