大学案内2025
125/224
バイオを知る食と栄養のエキスパートに「食」と「栄養」に関し、バイオサイエンスの基礎から専門分野までを学べます。特に食品の健康機能分野では先端的な研究を行い、例えば肥満や糖尿病の予防に貢献できる食品成分などを探究できます。食品製造を行えるテストプラントもあり、食品加工品の開発研究も可能。先輩たちは食のプロとして研究開発や品質管理など多様に活躍しています。津田 孝範 教授食品機能学・栄養生化学栄養から食品加工のリスク、衛生管理、物流まで、食に関する一連の流れが学べます。研究室ではサボテンの2次加工方法について研究中。サボテンは高品質を保持する加工技術が明らかにされておらず、もし確立できれば、サボテンの流通を拡大できるようになります。将来は食のリスクを予防し安全性を守る、品質管理の職に就くことが目標です。杉本 竜月希 さん食品栄養科学科食品栄養科学専攻4年愛知県 蒲郡東高等学校出身{ Student’s Voice}{ Teacher’s Voice}栄養や加工リスクなど幅広く食を学びサボテンの加工法の研究にも挑戦肥満や糖尿病予防につながる食品の健康機能の研究にも挑戦できる食品工場と同じ造りの食品プラントで実験・実習を行い、パン製造や食品加工、食品衛生に関して多くを学ぶことができました。これらの知識を製造現場で発揮するとともに、食品分析の知識・技術を安全な商品提供に活用していきます。レシピ開発の経験を糧に新商品開発にも挑み、多くの方に喜びをお届けしたいです。研究分野の知見を深め、進路の可能性を広げるために大学院進学を決めました。私はアルツハイマー型認知症による認知機能の低下を抑制するジペプチドについて研究しており、今後、この物質の代謝経路を検証。さらに、糖尿病抑制効果に注目し、運動と糖尿病、認知機能の関係を明らかにしたいと考えています。[ 内定者の声 ][ 進学者の声 ]山崎製パン株式会社山崎製パン株式会社中部大学大学院応用生物学研究科中部大学大学院応用生物学研究科池田 安里紗 さん 2024年3月卒業 愛知県 津島高等学校出身渡辺 真斗 さん 2024年3月卒業 岐阜県 恵那高等学校出身工学部 経営情報学部国際関係学部 人文学部応用生物学部食品栄養科学専攻生命健康科学部現代教育学部理工学部123
元のページ
../index.html#125