大学案内2024
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PICK UP TOPICSお米作りから食の大切さを学び、食育実践体験から健康保持の重要性を理解する本学部で管理栄養士を目指す学生に必要な学びは、健康な身体を支える食べ物の大切さとその理解です。本専攻の1年次では、初年次教育として応用生物学部実習農場(約1400平方メートル)で日本人の主食であるお米作りを体験します。水田と稲作について講義を受け、学生農場サポーターの指導のもと、全員が田植えを体験し、5カ月後には稲刈り、脱穀精米そして収穫祭をとおして「食」の大切さを学びます。さらに、専門知識を学びひとの栄養管理と健康保持のために「食」をどのように提供するか食育の実践体験をとおして理解を深めます。グローバルな感覚を身につけるための海外研修[香西 はな研究室]サボテンから健康機能性食品開発の研究食べられるサボテンがあるのをご存知ですか?食用サボテンには特有の酸味や粘りがあります。この特徴を生かしつつ、どう料理すると美味しく食べられるかを研究しています。また、調理加工後の成分分析や機能性評価、物性測定を行い、機能性をできるだけ保持した状態で美味しく食べることのできる食品の開発に取り組んでいます。栄養士免許・管理栄養士国家試験受験資格、教育職員免許(栄養教諭)などの取得を支援2年次秋学期に希望者を募り、管理栄養士発祥の地であるアメリカ・カリフォルニア大学を拠点に栄養学と外国語の研修を17日間かけて行います。アメリカの食と文化の違いを学び国際感覚を身につけます。管理栄養士が働く実際の現場で、学生が充実した臨地実習が実施できるよう管理栄養実習センターが実習施設先を調整し、連絡や情報交換のサポートを行います。臨地実習終了後には、学生の振り返りと後輩への情報提供の場として報告会を開催します。管理栄養士の国家資格を取得するための受験対策を1年次春学期から始めています。栄養士・管理栄養士が学ばなければならない人体の構造とその仕組み、この基礎となる化学・生物学の学び直しから支援しています。3年次の秋学期には国家試験対策の時間枠を設け、国家試験の過去問題に触れ、4年次には個人の成績に合わせた教員による徹底指導を行います。卒業生全員が国家試験を受験し、合格率100%を目指した支援をしています。春日井市民病院名古屋大学医学部附属病院このほか約30病院保健センター、事業所食堂学校給食センター含め約80施設特別養護老人ホーム 春緑苑このほか約30施設 学生の臨地実習をサポートする管理栄養実習センター主な実習施設学び研究室資格サポート体制サポート体制110

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