大学案内2024
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PICK UP TOPICS看護の現場を再現した最先端のシミュレーション教育本学科の特徴の一つが、多様なシミュレーション演習に対応できる設備として、高性能シミュレーターや広い実習室、セルフトレーニングラボなどの学習環境が整っていることです。実際に遭遇する臨床場面を模擬的に再現した環境で、実践的なトレーニングができます。全領域がシミュレーション教育を取り入れた授業・演習を進めています。a.病室を模した実習室で実際の看護をシミュレーション。b.高性能シミュレーターで手術直後の設定をし、 患者へのケアを学ぶ。c.モデル人形を使って、酸素吸入中の患者の呼吸状態を確認。d.呼吸が止まった場合をシミュレートし、 それぞれの役割と行動を確認。e.評価の基準となる「教育目標・形成評価の手引き」。f.「倫理的判断力」「援助的人間関係の形成」など9項目の教育目標のもとに38の行動目標が設定されている。グローバルな感覚が身につく「看護海外セミナー」看護をとおした国際協力・支援活動への関心を高める海外研修プログラムです。医療施設の見学や看護系大学での看護学生との交流、ホームステイをとおして、その国の文化や医療システムについて学びます。また、現地での活動に必要な医療英語や基本的な英会話について現地のスクールで学習する機会も設けています。本学科では、教育理念・教育目標に基づいた38の行動目標を設定し、卒業するときに到達してほしい学生の姿を「教育目標の形成評価表」に“見える化”しています。学生一人一人の担当の先生(指導教授)が、最低でも年に2回の形成評価面談を行い、一緒に成長過程を振り返り、これからの課題や大学生活上の悩みなどについても相談に乗っています。大学と実習施設をつなぐ「看護実習センター」本学の看護実習センターは、看護管理や看護教育に造詣の深い専属の教員が配置され、大学と多くの実習施設との連絡や調整、情報交換などを行い、学生が効果的な臨地実習ができるようにサポートしています。また、教員や病院の指導者の指導力の向上を目指し、講演会や研修会の企画と運営も行っています。大学と実習施設が強い信頼関係で結ばれているのも看護実習センターの活動があるからです。4年間にわたる成長を指導教授と共に振り返るacbdef学びサポート体制118

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