大学案内2024
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PICK UP TOPICS総合大学の利点を生かした幅広い視野からの教養と現代の疾病・障がいに対応できる専門的かつ最新の知識・技術を学ぶ● チーム医療を学部内で体験できる本学科が属する生命健康科学部は、臨床検査技師、看護師、作業療法士、臨床工学技士などの養成課程を併設しており、多様な医療スタッフが連携して問題解決に取り組む 「チーム医療」を学内で実感することができます。● 予防理学療法学を実践する力を身につけるこれからの理学療法士には、ケガや病気後の理学療法だけでなく予防も重要です。本学科では、健康増進、疾病を予防するための予防理学療法、スポーツ外傷系理学療法学をはじめとするスポーツ分野の予防や治療を学ぶ科目を充実させています。● 細やかな指導体制指導教授制を敷くとともに学年進行に即した個人目標達成に向けて、主体的・計画的な学習習慣が継続できるよう細やかに支援しています。[加藤研究室]高齢者の転倒・骨折予防に関する研究急速な高齢化が進む今、転倒・骨折予防は急務の課題となっています。下肢筋力、バランス、歩行能力の把握にはさまざまな評価がありますが、いずれにしても早期の転倒リスクの把握には感度が低いものです。本研究室では、二重課題(運動と認知課題を同時に行う)への対応能力、身体認識誤差(自身で認識している身体能力と実際の身体能力との誤差)などに着目して、早期の転倒リスクの把握に関する研究を行っています。学生自身が興味を示した内容から、文献抄読を通じてテーマを設定し、研究計画書を作成していきます。その後、皆で協力してデータ測定・解析を行い、ゼミ内でディスカッションを重ねながら、スライドや論文作成へと進めていきます。教員は、このような「調べて、考えて、表現する」という研究の流れを主体的・計画的に「メリハリ」をつけて実行できるように指導しています。学生と実習施設をつなぐ「理学療法実習センター」実際の病院・施設で学ぶ臨床実習が効果的に行えるよう、本学では「理学療法実習センター」を設置しています。センターは大学と実習施設の間で連絡や調整、情報交換などのコーディネートを行っています。愛知県済生会リハビリテーション病院/あさひ病院/安藤病院/伊藤整形外科/恵那医院/春日井リハビリテーション病院/刈谷豊田東病院/かわな病院/国立長寿医療研究センター病院/さくら総合病院/主体会病院/白山リハビリテーション病院/重工記念病院/善常会リハビリテーション病院/総合上飯田第一病院/知多厚生病院/中部国際医療センター/東海記念病院/名古屋医療センター/名古屋掖済会病院/名古屋大学医学部附属病院/日本赤十字愛知医療センター名古屋第一病院/浜松医科大学医学部附属病院/東可児病院/まつした整形外科/松波総合病院/緑市民病院 など 全身反応測定機器を用いてのジャンプ反応時間の測定臨床実習1年次の秋学期。医療における各部署と現場を見学する。臨床見学実習(1年)2年次の秋学期。介護老人保健施設などにおいて訪問リハビリテーション、または通所リハビリテーションなどを体験する。地域リハビリテーション実習(2年):1週間1施設3年次の秋学期。医療施設において、基本的な検査・測定技術を学ぶ。臨床評価実習(3年):5週間1施設4年次の春学期。医療施設において、患者が持つさまざまな問題点を全人的に理解して、可能であれば実際に理学療法を体験する。臨床総合実習(4年):7週間×2施設主な実習先学び研究室サポート体制122

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