大学案内2024
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PICK UP TOPICS充実した実習環境の中で臨床経験豊富な専門教員から学べる。選択肢の多い教養教育と確かな基礎医学が学べる作業療法士は医療福祉分野の専門家として、各専門領域で活躍していますが、当学科の作業療法士教員は各専門領域(身障・精神・発達期・高齢期)のスペシャリストが揃っており、現在でも各教員が臨床現場に定期的に赴き、若い作業療法士の臨床技術や臨床研究を指導しています。そのために必要な実習設備も充実しており、広い実習室でゆとりのある教育を受けられます。総合大学の利点を生かした多様な教養教育が用意されており、技術職の養成教育では不足しがちな一般教養教育が学生の個性に合わせて選べます。本学部には基礎臨床医学を専門とする教員も多く在籍しており、作業療法士教育において重要な基礎系科目を専門的に学ぶことができます。実習施設と連携する作業療法実習センター実習施設との連絡調整、教育目標や臨床実習目標の共有、臨床実習指導者との懇談を行い、実習施設と大学の相互の協力関係を構築し、病院や施設での実習において学生が多くの学びを得られるようにサポートします。アドバイザー制度学修や進路について、教員だけでなく上級生にも相談ができるようなアドバイザー制度を設けています。学科の全学生が参加し、各学年混合グループを作り、学年をまたいだ交流や定期試験・臨床実習の情報交換をしています。国家試験対策業者の模試や各教員の専門性を生かした国試に役立つ講義などを行っています。また学生たちが一人で勉強するだけでなく、お互いが学んだ知識の提供や苦手な部分を補い合えるようにグループ学習も実施しています。文理融合豊かな学びにつながる地域連携心や身体の障がいは、その人に「どう生きるか」という問いを投げ掛けます。これに対して科学的研究では、脳波計・筋電図といった生理的手法を用いることで、脳や身体の障がいによる生活(生きること)への影響を解き明かし、リハビリテーションへの応用となる知見を積み重ねています。また、哲学・社会学などの人文的な研究によって「障がいとどう生きるか」について議論を展開しています。文理融合をとおして、健康増進を目指しています。地域で生活している障がいのある方々を授業協力者としてお招きしたり、学生が近隣の地域に伺い地域住民との交流活動を行ったりすることで、地域との連携を深めています。学生は、スマホ講座の講師や、余暇活動の企画・運営、地域住民主催の活動への参加を経験することにより、世代の異なる方々の活動実態を知り、時には困りごとを解決するための丁寧な関わりを実践しています。サポート体制学び研究室特色126

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