中部大学2023大学案内
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03 [研究]世界レベルの高度な研究を体感する。最先端研究に挑む教員×研究室の学生 LEADING-EDGE RESERCHER × LABORATORY STUDENTStudent'sVoice01仕組みへの深い理解が治療につながる 佐藤 詩歩 生命健康科学研究科 生命医科学専攻 博士前期課程 2022年3月修了 (愛知県 岡崎西高等学校出身)糖鎖によって変化する細胞の働きを解明。研究を楽しみながら培った多角的視点。他ではあまり経験できないようなマウスや細胞を用いた基礎医学実験を行っていると知り、大海先生の研究室に興味を持ちました。細胞というのは、細胞膜に結合する糖鎖によって機能が大きく変わります。その糖鎖が神経変性疾患や脳腫瘍の発生にどのように関わるかを主に研究しています。神経の異常とあわせて、どんな原因からどんな作用が起こるのかを解明し応用することで、アルツハイマー病やパーキンソン病などの治療に役立てることが目標です。研究で行き詰まったときは、同じ方法をくり返しても思うように結果は出ません。どんなことでも固執することなく、異なる視点で捉えたり、従来の実験方法を変えたりすることが重要だと知り、研究者として必要な思考力を身につけることができました。若手女性研究者に送られる伊藤早苗賞を中部大学で初受賞することができ、自分のやってきたことに自信が持てました。これは大海先生が知識や技術だけではなく、「研究は面白い」と教えてくださり、楽しみながら研究することができたおかげだと思います。今後は大学病院で臨床工学技士として働きながら、これまでの経験を生かしてさらに研究を深めていきたいです。糖鎖研究はまだまだ解明されていないことも多いですが、私たちの健康に直結する分野です。正常糖鎖異常糖鎖なぜ糖鎖が違うだけで異常な脳活動をするのか?糖鎖機能の解明が、脳の健康の理解に繋がる正常な脳異常な活性化赤色が広がる赤色が少ない脳細胞脳細胞「理解されないと意味はない」と語る大海先生は、最先端の研究を研究室の学生にも分かりやすく伝えています。大海 雄介 助教生命健康科学部 臨床工学科03CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2023034[研究]世界レベルの高度な研究を体感する。034CHUBU UNIVERSITY GUIDEBOOK 2023

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