大学案内2024
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PICK UP TOPICSまちづくりをとおして、共に学び(共学)、共に育つ(共育)この見出しは、中部大学での学びをとおして地域の課題などへの認識を深め、解決に向けて主体的に行動できる人材を育成するプログラム(文部科学省が推進する「地(知)の拠点整備事業」で、中部大学は2013年から5年間参加)のキャッチフレーズです。都市建設工学科はこのプログラムに積極的に取り組み、専門科目をとおして地域の課題の捉え方を学び、卒業研究においても地域を対象にした課題を数多く取り上げています。また、課外活動として、地元行政機関、地元企業などとの共同事業に取り組んでいます。これらの活動を遂行することにより、多くの学生が「地域創成メディエーター」という中部大学独自の資格を授与されています。小牧市東部まちづくりワークショップアスコンについて「考動、未来につなぐ・残す」第一線で活躍する技術士との交流卒業生で構成される中部大学技術士会が、学生の学びや進路をサポートします。設計や製図の基本となるCAD教育では、基本操作にとどまらない実践的な指導を現役技術士から受けることができ、将来においても大きく役立つ内容が基礎から丁寧に学べます。また、講義や実習のほか、技術士との交流会や就職活動のアドバイスが聞ける機会も設けています。実務の内容や将来展望を具体的に聞くことで、学びのモチベーションが向上します。[尾花 まき子研究室]流域の治水と環境の調和による持続性確保に向けて流域をとりまく水の流れ、土砂の動き、生物・物質(栄養塩)の循環過程の基礎的な理解とそれに基づく流域生態系の評価技術に関する研究を中心に取り組んでいます。近年の豪雨災害の頻発により、治水対策の必要性は加速しています。そのような中での“なくてはならないもの”としての持続的な流域環境対策を模索し、治水とのベストミックスの方策や解決策を追究していきたいです。現役技術士から学ぶ課題解決型授業1年次に行うスタートアップセミナー(春学期)および特別講義(秋学期)では、大学OBの現役技術士を講師に招き、グループワーク形式の課題解決型授業(PBL:Problem Based Learning)を実施しています。実践的な課題を自ら考えることで、都市建設分野の仕事内容や自分の将来の目標を早期に意識する機会となっています。また、チームで問題解決に取り組むことで、コミュニケーション能力の向上にもつながっています。成果発表会でのプレゼンテーションの様子WEB型就職支援室でいつでもどこでも就職支援Google Classroomを利用したWEB型就職支援室を開設しています。早期化する就職活動が円滑に進められるよう、WEB型就職支援室にはインターンシップの情報、建設会社・建設コンサルタント決算ランキング、会社案内、業界研究用動画など、就職に必要な情報が保存されています。3・4年生には、会社説明会や求人票、学校・教授推薦などの情報も提供します。情報はリアルタイムで更新され、安心して就職活動ができる環境が整っています。就職支援活動CADの実習風景河川現地調査の様子学び学び特色研究室就職050

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