2021年5月26日

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新入生歓迎企画に参加してみて(特派員:M.S)

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「海外に出ないで英語をマスターする方法」に参加してみて

【国際】新入生歓迎企画に参加してみて01

積み上げられた数々の書籍…。努力の証が見て取れます。

皆さんこんにちは。私は国際学科に所属している3年生です。
今回私は、「海外に出ないで英語をマスターする方法」という新入生歓迎企画に参加しました。
新入生歓迎企画では、講師として国際関係学部の卒業生である小栗宏太さんをお招きし、貴重なお話を聞かせていただきました。
その中で特に印象深かった話を取り上げて、皆さんに紹介したいと思います。

【国際】新入生歓迎企画に参加してみて02
講師の小栗宏太さん。新型コロナウイルスの影響からZoomでの講演になりました。

小栗さんは、中部大学に在籍していたころは留学経験が無く、2013年に中部大学卒業後、オハイオ大学大学院へ留学し、首席で卒業され、修士号を取得しました。小栗さんによると、初めての海外留学でも語学で困ることはなかったそうです。

ではなぜ、留学経験が無くても海外で困らない語学力があったのでしょうか。

その理由は、「事前準備」を熱心にしたからだそうです。小栗さんは、留学に行かなかった大学4年間を準備期間に費やし、自主学習とPASEOを活用して語学学習に力を入れていました。また、中部大学という環境の中で、先生を頼ったり、図書館で本を読んだり、授業に参加したりなど中部大学で得られる学びを精一杯役立てようとしていたのです。

この「事前準備」は、語学の勉強以外にも通じると思います。何事も本番前に準備をしなくては、良い結果を得ることは難しいでしょう。例えば、大学3年生になると就職活動が始まり、将来に向けての意識も高まります。私は、まだ見ぬ未来に不安を覚えることがあります。しかし、ただ漠然と不安な時間を過ごすだけでは自分が納得するような未来にはならないと思います。今できる事前準備を着実にこなしていくことが大切なのだと気付かされました。

今回、小栗さんの講話を受けて多くの発見を得ました。事前準備の大切さや、中部大学で活用できるものはたくさんあるということです。今まで、勉強のできない自分や自信のない自分を心のどこかで卑下していたことがありました。しかし、私の周りには、相談したり活用したりすることのできる場があります。ここの大学でしかできないこともあります。これからは一人で抱え込まず、中部大学の学生として活用できる最大限の事を日々の生活に活かしていきたいです。

講師プロフィール

講師:小栗 宏太さん
2013年、中部大学国際関係学部卒業(高ゼミ)。
卒業後、Charles J. Ping奨学金でオハイオ大学大学院政治学科に留学。
2015年、オハイオ大学大学院修士課程修了。
2021年現在、東京外国語大学大学院博士課程に在籍、国際基督教大学アジア文化研究所研究助手。
専門:香港地域(文化人類学)
主な出版物:『香港危機の深層:「逃亡犯条例」改正問題と「一国二制度」のゆくえ』(共著、東京外国語大学出版会)、
『イスラーム・ジェンダー・スタディーズ4:フィールド経験からの語り』(共著、明石書店)ほか多数。

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