中部大学

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大学の用(ゆう):民族資料博物館の開館

【2011年4月28日】学長ブログ

第83号

 中部大学は去る4月26日に民族資料博物館を開館しました。この民族資料博物館の源流は、昭和59年に開設された国際関係学部にあります。この学部は国際的な視野と能力を身に付けた人材を育成するために、世界をフィールドにした実地体験型の教育研究を始めました。特に、国際文化学科を中心に世界各地の民族資料を収集し、現物という第一次資料に基づいた具体的な教育研究が進められました。また、この民族資料博物館には海と陸のシルクロードに関する貴重な資料も集められています。これらのいくつかは、世界的にも類のない貴重な所蔵品であり、これらを研究資源とした世界的な研究が本学から生まれることを期待しています。
 本学の民族資料博物館は本学の教育研究の過程で収集し収蔵していることを一つの特徴にしています。だから、ここには手垢のついた使い古された日用品もあり、世界の生活文化を実感するための導入路の役目も果たしています。学生の知的好奇心を起こさせ、未知への挑戦の場の提供であります。また、この民族資料博物館は地域や世界に開いた知的な作業場でもあります。そして、時代を越えて世界の人々が創り出した生活文化を静かに語り未来へと繋ぎ続ける館でもあります。大学の奥座敷ともいえます。「体は花、用(ゆう)は匂のごとし、能に体用の事を知るべし」と世阿弥の『至花道』にあります。この民族資料博物館は、大学の花ではなく、大学の匂いを四方に放ち続けることを願っています。

民族資料博物館

民族資料博物館

テープカットの様子

テープカットの様子

 

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