ARENA 2010 第8号

〈表紙の作家〉レンディタ・ゼチライ─拒まれた眼差しの向こう側◎小島 亮
口絵 吉増 剛造 直筆原稿より
[特集]フランス=限りなく現在

ARENA2010第8号

B5判 408頁
定価: 本体2000円+税
発売:風媒社(2010年3月31日)
ISBN:4-8331-4071-3

Part1

  • 井上輝夫の目のひかりの深さについて:吉増 剛造
  • [詩]水の別れ:井上 輝夫

Part2

  • 六声のシンポシオン ─ 山間の競演:鷲見 洋一
  • 移りゆくパリの中で:松浦 茂長
  • フランスと私:彌永 康夫
  • エラスムスとギヨーム・ビュデ:沓掛 良彦
  • 悪魔か殉教者か:小倉 孝誠
  • フランス革命再論:西川 長夫
  • 自由への癇癪:井上 輝夫

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  • 絵から読み解く中世アラブ教育の授業風景:堀内 勝
  • やまとことばの成立:小林 昭美
  • 仏教エスペラント運動の歴史と現在:山口 真一
  • 持続可能な発展と企業経営:舛山 誠

portfolio

  • 〈1〉研究のための序説
    • 「植民地責任」への旅:今西 一
    • どこまで拡がるサービスの世界:林 上
    • 沖縄・日本・韓国の聖域を求めて:平井 芽阿里
    • 浅海域における砕波の乱れを垣間見る:岩田 好一朗
  • 〈2〉教育と学問
    • 日本学術会議の存在意義と権威:後藤 俊夫
    • カネと経済と仕事:小野 桂之介
    • 将来世代に負担をかけない社会を:笠原 三紀夫
    • パリ・パスツール研究所の思い出:伊藤 康彦
    • ブルガリア留学開拓私記:高山 智
    • オックスフォード大学におけるエジプト学教育:中野 智章
    • 学園創立七〇周年と伝統表具師:田中 寿美
    • 「禁煙は愛」:青石 恵子
  • 〈3〉文化・科学の時空
    • キッチュな夢の跡:ハナヌスビト
    • 親の介護で死ぬことはない:大町 公
    • 都市を見るまなざし:早稲田 みか
    • パテ島の旅:宮本 正興
    • 私の一Q八四:岩本 隆司 
    • グローバル化時代の国際結婚に働く
      〈生政治〉と親族研究の可能性:横田 祥子
    • スペインの聖地・サンティアゴ:中村 設子
    • スポーツ選手を裏から支えて思うこと:宮下 浩二
    • ミリアム・シルヴァーバーグの思い出:小島 亮

名古屋を読む

  • 犬山市における教育改革:矢田 朋子

自著を語る

  • 『乱歩と名古屋』:小松 史生子
  • 『藩際捕鯨業の展開』:末田 智樹

新刊旧刊

  • 『下村治「日本経済学」の実践者』:影浦 順子
  • 『ベトナム戦争と日本』
    『海の向こうの火事』
    『ベトナム戦争を考える』:岩間 優希
  • 『音楽の根源にあるもの』:鵜飼 大介
  • 『沖縄の「かみんちゅ」たち』:吉田 佳世
  • 『シュミットとシュトラウス』
    『政治的なものの概念』:今田 勝規
  • 『知の考古学[新装新版]』:西川 純司
  • 『新編 音楽家の社会史』:銭廣 承平
  • 「開かれた書物」を読む
    「開かれた書物」をめぐる一考察:平田 知久
  • 『ジェンダー/セクシュアリティ』
    『クイア・スタディーズ』:有泉 芙美代