Psychology Psychology

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心理学科

心理学科

基礎心理学を修得し、現代の“こころ”を探求できる人材を育成

基礎的な研究方法や技術を学び、認知、教育、文化、発達、社会、臨床などの各分野の専門知識を深く理解し、また統合し、こころの問題に対処できる力量をもった健全で成熟した社会人を育成します。

お知らせ

    01学科の概要

    卒業までに何が得られるの?
    [学びのポイント]

    学びのポイント1

    POINT 1

    社会で役立つ心理学の知識を備え、専門的知識・技能を駆使して課題を発見し、情報処理能力によって問題を分析することで、適切な解決法を模索し、地域に貢献することができるようになります。

    学びのポイント2

    POINT 2

    思考力、企画・計画する能力、コミュニケーション能力、実行力を獲得し、説得力をもって現代社会における心理学的な課題への解決法を提案できるようになります。

    学びのポイント3

    POINT 3

    心の時代と言われる現代社会における多様な人の立場を理解し、国内外の知見や動向に視野を広げ、周囲の人々と関わる協調性・協働性を発揮して、課題に対処して社会に貢献する姿勢をもつことができるようになります。

    学びのポイント4

    POINT 4

    傾聴し受信する能力を獲得し、家庭・学校・職場・地域における課題に積極的な関心を向け、人々の幸福と安定の維持・増進に向けて、直接間接の支援をするための意欲をもって行動することができるようになります。

    就職・キャリアデータ

    取得が期待される資格

    • 高等学校教諭一種免許状「公民」
    • 認定心理士
    • 司書
    • 公認心理師(諸要件を満たした学生のみ国家試験の受験が可能)

    ●は所定の単位を修得後に資格の取得が可能なもの。
    〇は受験(受検)資格の取得が可能なもの。

    想定される主な進路

    就職率 100%(就職者数 / 就職希望者数)

    企業
    • And Doホールディングス
    • オークワ
    • 上伊那福祉協会
    • 木野瀬印刷
    • クスリのアオキ
    • コスモス薬品
    • 三十三銀行
    • JA遠州夢咲
    • JAぎふ
    • 積水ハウス不動産中部
    • 大東建託
    • 知多信用金庫
    • 中部三菱電機機器販売
    • 東濃信用金庫
    • トヨタレンタリース名古屋
    • ユニー
    官公庁
    • 愛知県警察本部
    • 石川県警察本部
    • 福井県庁(心理職)
    • 越前市役所
    • 北名古屋市役所
    • 津島市役所
    • 名古屋市役所
    • 袋井市役所
    • 御嵩町役場
    進学
    • 愛知淑徳大学大学院
    • 追手門学院大学大学院
    • 追手門学院大学大学院
    • 天理大学大学院
    • 鳴門教育大学大学院
    • 日本福祉大学大学院
    • 人間環境大学大学院 ほか
    就職率グラフ

    STUDENT’S VOICE

    学生の声

    人文学部 心理学科

    心理学の知識やスキルを身につけ気持ちを言葉にできない人に寄り添いたい。

    自分の気持ちを言葉にできず悩みを抱える人たちの力になりたいと考え、こころを学んでいます。「心理学実験」では、中性的な顔が好印象なのはなぜか?を題材に、グループで実験のプランニングからデータ収集、分析などを実施。心理学に必要なスキルが身につきました。将来は公認心理師として、非行少年のこころを支援したいと考えています。

    TEACHER’S VOICE

    先生の声

    山内 星子 准教授 Seiko Yamauchi

    すべての人が心を持つからこそ心理学の知識はどんな場面でも役に立つ。

    山内 星子 准教授 YAMAUCHI Hoshiko

    1年次から講義や演習をとおして心理学の専門知識、研究手法を学べるのが特長です。担当する「障害者・障害児心理学」の授業では、私自身がカウンセラーとして支援してきた発達障害傾向のある方々の映像や事例を使って学びます。心はすべての人が持っているもの。学科で得た知識は、生活や人生のあらゆる場面で役に立つものになるはずです。

    02科目・カリキュラム

    • 紹介しているカリキュラムは、2024年度の内容です。
    • 全学共通教育科目・人文学部共通教育科目は除きます。

    実験や調査に取り組むことで、心理学への理解を体験的に深め、データの統計・分析力も養います。基礎科目で心理学の多面性を学び、自身の志向を明確にします。

    心理学基礎科目

    心理学基礎科目

    心理学概論

    心理学統計法

    臨床心理学概論

    心理学統計法応用

    心理データ解析A

    心理学発展科目

    基礎心理学

    感情・人格心理学

    知覚・認知心理学

    社会・集団・家族心理学

    学習・言語心理学

    障害者・障害児心理学

    発達心理学

    実践心理学
    心理学関連科目

    学科専門教育科目

    心理学特別講義科目
    実習演習科目

    心理演習(実験)Ⅰ

    心理演習(調査)

    関連科目

    社会学

    世界の中の日本(歴史)

    その他

    統計学を基礎から学びます。ノウハウやデータ収集・分析などの情報処理技術はもちろん、企業が実際に使用している専門統計ソフトで高度なデータ解析を行います。

    心理学基礎科目

    心理学基礎科目

    心理データ解析B

    心理学史

    心理学研究法

    心理学実験

    心理学発展科目

    基礎心理学

    教育心理学

    心理学的支援法

    神経・生理心理学

    心理的アセスメント

    文化心理学

    社会心理学

    実践心理学
    心理学関連科目

    精神疾患とその治療

    人体の構造と機能及び疾病

    学科専門教育科目

    心理学特別講義科目

    キャリアディベロップメント特講A

    実習演習科目

    心理演習(実験)Ⅱ

    心理学プレゼミナールA

    心理学プレゼミナールB

    関連科目

    行動科学A

    行動科学B

    現代社会と福祉

    法学概論

    政治学概論

    表現と倫理

    現代思想

    地域と環境

    日本地誌

    技術の歴史

    アジアの歴史A

    ヨーロッパの歴史

    地域と都市

    その他

    ゼミナールに所属します。多くのゼミナールは10人程度の小さな集まりで、教員との距離が近いのが特徴です。各自テーマをしぼり、専門的な研究学修を展開していきます。

    心理学基礎科目

    心理学基礎科目

    公認心理師の職責

    心理学発展科目

    基礎心理学
    実践心理学

    福祉心理学

    教育・学校心理学

    司法・犯罪心理学 

    産業・組織心理学

    健康・医療心理学

    心理学関連科目

    関係行政論

    学科専門教育科目

    心理学特別講義科目

    キャリアディベロップメント特講B

    応用心理学特講

    実習演習科目

    心理演習(査定) 

    心理演習(面接)

    心理学ゼミナールⅠ

    心理学ゼミナールⅡ

    関連科目

    哲学概論

    経済学概論

    女性の歴史

    その他

    3年次までに身につけた知識や技術を使って卒業研究に取り組みます。余裕があれば、他学科の授業を受けて、幅広い知識を深めるのもおすすめです。

    心理学基礎科目

    心理学基礎科目

    心理学発展科目

    基礎心理学
    実践心理学
    心理学関連科目

    学科専門教育科目

    心理学特別講義科目
    実習演習科目

    心理実習

    関連科目
    その他

    卒業研究

    学ぶ科目の例

    心理演習(実験)

    心理演習(実験)Ⅰ

    少人数グループで知覚心理学、認知心理学、社会心理学に関わる基礎的な実験を行い、データを収集・分析します。さまざまなテーマの実験で知識を広げ、コンピュータを用いて分析・まとめ作業を繰り返すことで技術が身につきます。

    心理演習(調査)

    心理演習(調査)

    心理学の実践現場で用いられる調査の手法を学びます。少人数グループでアンケートを作成・配付、データを分析し、研究の仕方を理解します。さらに、その結果を卒業論文と同じ形式のレポートにまとめます。

    公認心理師の職責

    公認心理師の職責

    2018年度から新設された「公認心理師」資格取得を目指すための必修科目です。幅広い分野で心理的な支援を専門とする、国家資格職としての具体的な職務内容や役割、法的義務、職業倫理などを修得します。

    03PICK UP

    こころの問題に対処できる力量をもった健全で成熟した社会人を育成

    公認心理師カリキュラムに対応

    心理演習(査定)
    心理演習(査定)では、心理師に必要な投影法や知能検査法・描画法を学びます。心理検査を体験的に学び、さらには心理検査の分析や解釈の方法について学修します。

    公認心理師資格に必要な科目
    公認心理師は、心理学の専門家として心の支援が必要な方への援助を行う国家資格です。公認心理師になるために学部で必要な科目は25科目あります。本学科では、公認心理師資格取得に向けたカリキュラムに力を入れています。まずは心理学の基礎的な知識や考え方を学び、その上で「臨床心理学概論」「心理的アセスメント」など心の支援についての科目を学んでいきます。特に実習・演習科目では受講生をグループに分け、少人数での密度の濃い授業を展開しています。また、2020年度より鳴門教育大学大学院との提携を結び、公認心理師となるための大学院への進学もバックアップしています。
    心理実習では、実習生として公認心理師の現場に赴きます。見学や実際に支援者として関わる実習をとおして、公認心理師の専門的な役割について深く学びます。実習先としては、総合病院の精神科などの医療領域、児童養護施設などの福祉領域、教育領域、司法領域を合わせて20施設があります。

    心理演習(面接)

    心理演習(面接)では、事例をもとに公認心理師の支援についてディスカッションを行います。

    実際の心理支援場面を想定したロールプレイング

    実際の心理支援場面を想定したロールプレイングを実施し、クライエント役とセラピスト役の両方を体験します。ロールプレイングの内容について動画をもとにディスカッションし、心理的な支援者としてのトレーニングを積みます。

    特色ある取り組み

    心理学実験棟

    心理学実験棟

    心理学科専用フロアで実験・実習をサポート。

    2024年度に完成した28号館5階は心理学科の学びのための専用フロアです。
    大型スクリーンなどの視聴覚システムやディスカッションができるスペースが整った大実験室をはじめ、PCを用いた実験ができる複数の実験室、心理検査器具を備えた面接室を完備し、実践的な学びをサポートします。

    資格取得

    資格取得

    学修成果の証としての資格取得をバックアップ。

    心理学科で取得可能な心理学検定、認定心理士については、テキストの貸し出し、受験の際の団体申込など、学科でさまざまな支援を行っています。所定の単位を取得することで、高等学校教諭一種免許「公民」や司書の資格を取得することも見込めます。

    多様なキャリア選択

    多様なキャリア選択

    こころに関する深い理解を生かした多様なキャリアパス。

    本学科では、4年間をとおして、人のこころについて徹底的に学びます。皆さんが卒業後のキャリアを築いていく中で、人と関わらない場面はほとんどないと言えるでしょう。卒業生は、心理学的な学びを基盤とした確かなスキルを生かし、広告代理店、サービス、病院、福祉、鉄道など、さまざまな業界に就職しています。このようなキャリアを応援する、本学科独自の就職支援プログラム(就活スタートダッシュ講座、キャリアカウンセリングなど)を多数実施しています。