国際関係学部:学科
国際関係学部の特長
世界の各地域における諸問題の理解のためには、国家と国家の関係inter-national、文化と文化の関係inter-culturalから、広い視野で現代世界を認識することが重要です。冷戦時代の国際関係の構図は、計画経済国と市場経済国の東西軸で理解され、やがて発展途上国と先進工業国という南北軸が注目されるようになりました。そして現在では、資源やエネルギーの不足、森林や生物多様性の喪失、地球温暖化・気候変動など、地域や人類社会全体の「持続可能性」が問われています。このような時代の変化を背景に、世界を動かす政治、経済、民族、文化、環境などの諸要因を、総合的・包括的・相関的に考察するのが国際関係学部です。
国際関係学部の特色
国際社会の政治・経済現象は社会科学の立場から、国際社会の社会・文化現象は主として人文科学の立場から学習します。英語・中国語の他に、地域言語(ドイツ語・フランス語・スペイン語・韓国語など)の中から自分のテーマに合った語学の修得に努めます。“知る”、“話す”、“体験する”をモットーに、海外でのフィールドワークやインターンシップにも挑戦します。入学直後から4年間を通した少人数ゼミ(演習)、学生自身の興味や関心がクロスするハイブリッド・プロジェクト、豊富な地域研究科目などを通して国際社会を見る目を養います。また、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの留学生も勉学しており、国際交流が学内で体験できます。さらに、各地域の大学との間には短期・長期の留学制度も整っており、現地の状況に直接触れる機会が設けられています。
基礎情報
開設年 | 1984(昭和59)年 |
取得可能な学位 | 学士(国際学) |
入学定員
合計 | 国際学科 |
---|---|
140人 | 140人 |
専任教員数
教授 | 准教授 | 講師 | 合計 |
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11人 | 4人 | 3人 | 18人 |
3つのポリシー
「ディプロマ・ポリシー(DP)」「カリキュラム・ポリシー(CP)」「アドミッション・ポリシー(AP)」についてはこちらをご確認ください。
入試情報
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