Lifelong Sports and Health Sciences Lifelong Sports and Health Sciences

Lifelong Sports and Health Sciences

スポーツ保健医療学科

スポーツ保健医療学科

生命科学・医学を学び、健康スポーツを指導できる保健医療の専門家を育成

国家資格「救急救命士」、健康運動や障がい者スポーツなどのスポーツ指導者として活躍する知識・技術を学びます。他の医学系学科と連携し、医学や保健医療など幅広い分野を学び、実践的な専門家を育成します。

お知らせ

    コンテンツメニュー

    01学科の概要

    卒業までに何が得られるの?
    [学びのポイント]

    学びのポイント1

    POINT 1

    医師や看護師・保健師、救急救命士などの豊富な実務経験を持つ教員、生命科学や基礎医学を研究する教員が直接指導し、医学や保健医療を基礎から学べます。

    学びのポイント2

    POINT 2

    多彩な分野の健康運動を体系的に学び、関係団体・連盟の認定資格取得をサポートします。スポーツ指導も実践をとおして経験を積み、専門家としての力を養います。

    学びのポイント3

    POINT 3

    国家資格「救急救命士」対応のカリキュラムを編成し、必要な専門知識・技術が確実に修得できるまで指導します。模擬実習や臨床実習は経験豊富な専門家が担当します。

    学びのポイント4

    POINT 4

    グループディスカッションやプレゼンテーションなどをとおして、主体性、計画力、発信力など社会人に必要な力を総合的に身につけることができます。即戦力になれる人材の育成をサポートします。

    就職・キャリアデータ

    取得が期待される資格

    • 救急救命士(所定の単位を修めた学生のみ国家試験の受験が可能)
    • 健康運動実践指導者
    • 水泳コーチ1
    • トレーニング指導者
    • 初級パラスポーツ指導員
    • レクリエーション・インストラクター
    • スポーツ・レクリエーション指導者

    〇は受験(受検)資格の取得が可能なもの。
    ●は所定の単位を修得後に資格取得が可能なもの。

    想定される主な進路

    就職率 100%(就職者数 / 就職希望者数)

    消防
    • 大垣消防組合
    • 岡崎市消防本部
    • 春日井市消防本部
    • 可茂消防事務組合
    • 衣浦東部広域連合消防局
    • 岐阜市消防本部
    • 小牧市消防本部
    • 瀬戸市消防本部
    • 多治見市消防本部
    • 知多中部広域事務組合消防本部
    • 東京消防庁
    • 豊田市消防本部
    • 豊橋市消防本部
    • 名古屋市消防局
    • 西春日井広域事務組合消防本部
    • 浜松市消防局
    • 尾三消防組合
    警察・自衛隊
    • 防衛省陸上自衛隊
    • 愛知県警察本部
    • 岐阜県警察本部
    • 警視庁
    企業等
    • エヌジェーシー
    • 中部国際医療センター
    • 名古屋徳洲会総合病院
    進学
    • 中部大学大学院
    • 諏訪赤十字看護専門学校
    • 米田柔整専門学校 ほか
    就職率グラフ

    STUDENT’S VOICE

    学生の声

    生命健康科学部 スポーツ保健医療学科

    医療とスポーツ、両面から知識を磨き頼りにされる救急救命士になる。

    医療の基礎知識をスポーツに応用して考える「スポーツ医学」の授業など、スポーツと医療の両方を関連づけて学べるのが学科の魅力です。救急救命士やスポーツ指導者を目指す学生のために、模擬人形や資機材、トレーニング室などの施設設備も充実しています。現場で頼りにされる救急隊員になるため、さらに医療への理解を深めていきます。

    TEACHER’S VOICE

    先生の声

    北辻 耕司 講師 KITATSUJI Koji

    知識と技術、専門家として必要な姿勢を養い、一人の命、人生をつなぎ、救う存在に。

    北辻 耕司 講師 KITATSUJI Koji

    医学・医療、健康・スポーツ、救命救急など、健康や保健医療分野の専門知識や技術を実践的に学びます。卒業後はスポーツ指導者のほか、消防士、救急救命士資格を取得して救急隊員として活躍する学生も多く、現場で一人でも多くの命を「つなぎ」「救う」存在になるために、人を思いやる気持ちや誰かの役に立とうとする姿勢も養います。

    02科目・カリキュラム

    • 紹介しているカリキュラムは、2024年度の内容です。
    • 全学共通教育科目・生命健康科学部共通科目は除きます。

    生命科学や医学を基礎から学び、現場における幅広い対応力を身につけます。実習では健康や運動に関して、対象者に応じた健康運動を学びます。

    生命健康科学基盤科目

    人体の構造と機能

    解剖・組織学

    生理学

    生化学

    生命物理化学

    分子生物学概論

    疾病と障害の病態及び医療

    病理学

    微生物学

    遺伝・実験動物学

    保健医療と社会

    生涯発達看護論

    学科専門科目

    保健医療を支える医学の基礎

    臨床解剖学

    保健医療に関わる臨床医学の基本
    保健医療に関わる救急医学
    保健医療の基本

    人間関係学概論

    予防医療総論

    健康管理・増進学

    保健心理学

    保健医療のための健康運動の理論

    人体の構造と機能入門

    生涯スポーツ論

    運動処方論

    健康運動トレーニング論

    運動生理学

    健康運動コーチング論

    保健医療のための健康運動の実践指導
    保健医療英語
    演習・研究

    海外スポーツ保健医療セミナー

    野外スポーツ保健医療実習

    健康運動などを実践的に学ぶ実習が本格化します。生命科学、人間の心理とスポーツを科学的に理解するための科目も開講します。

    生命健康科学基盤科目

    人体の構造と機能

    栄養治療学

    臨床心理学

    疾病と障害の病態及び医療

    臨床病理学

    薬理学

    免疫学

    疾病病態学概論

    疾病治療学概論

    生体防御学

    保健医療と社会

    公衆衛生学

    環境衛生学

    学校保健学

    社会福祉学

    学科専門科目

    保健医療を支える医学の基礎

    生体力学

    運動器バイオメカニクス

    臨床生理学

    臨床微生物学

    保健医療に関わる臨床医学の基本

    内科学

    臨床神経学

    精神医学

    整形外科学

    臨床検査総論

    保健医療に関わる救急医学

    救急医学A

    スポーツ医学

    保健医療の基本

    健康栄養医学

    ライフサイクル保健論

    保健医療教育論

    保健医療のための健康運動の理論

    生体計測論・実技

    保健医療のための健康運動の実践指導

    コンディショニング実技

    トレーニング実技

    レクリエーション支援論

    水中運動実技

    障害者健康運動指導論・実技

    保健医療英語
    演習・研究

    救急医学、スポーツ指導法といった専門科目は、現場経験がある教員・講師から直接学べる機会となります。そのほか高度な知識・技術を用いる専門科目が開講します。

    生命健康科学基盤科目

    人体の構造と機能
    疾病と障害の病態及び医療
    保健医療と社会

    生命倫理学

    学科専門科目

    保健医療を支える医学の基礎

    障害者生理学

    臨床薬理学

    保健医療に関わる臨床医学の基本

    外科学

    老年医学

    小児科学

    産婦人科学

    放射線医学総論

    保健医療に関わる救急医学

    救急医学B

    救急医学C

    救急救命模擬実習A

    救急救命模擬実習B

    救急救命模擬実習C

    スポーツ障害等予防法実習

    救急医学臨床実習A

    保健医療の基本

    生活不活発者の保健学

    高齢者保健論

    保健医療のための健康運動の理論

    スポーツマネジメント論

    健康運動上級コーチング論

    保健医療のための健康運動の実践指導

    パフォーマンスの科学

    健康運動指導実技

    健康運動指導論

    運動処方の理論・実技

    エアロビック指導論

    エアロビック指導実技

    水泳指導論

    水泳指導実技

    レクリエーション支援実技

    保健医療英語

    保健医療英語

    演習・研究

    総合スポーツ保健医療学演習

    研究室に所属し、専門分野に沿ったテーマで卒業研究に取り組みます。国家資格である救急救命士の対策講座も開講します。

    生命健康科学基盤科目

    人体の構造と機能
    疾病と障害の病態及び医療
    保健医療と社会

    学科専門科目

    保健医療を支える医学の基礎
    保健医療に関わる臨床医学の基本

    脳外科学

    保健医療に関わる救急医学

    救急救命模擬実習D

    救急救命模擬実習E

    救急救命模擬実習F

    救急関連施設見学実習

    救急医学臨床実習B

    保健医療の基本

    地域保健医療支援技術演習

    保健医療のための健康運動の理論
    保健医療のための健康運動の実践指導
    保健医療英語
    演習・研究

    卒業研究

    学ぶ科目の例

    健康運動指導実技

    野外スポーツ保健医療実習

    特殊環境下 (山岳・河川・湖沼) での健康運動指導、リスク管理および緊急の場合の救急医療に対する基礎的・専門的な知識・スキルを学び、それらを特殊・日常環境を問わず応用できる素養を身につけます。

    運動処方の理論・実技

    運動処方の理論・実技

    運動負荷試験の結果をベースに、実験室とフィールドで、安全で効果的な運動プログラムを処方するための知識と技術を実践的に学びます。また、アメリカスポーツ医学会の代謝に関する方程式を用いて、科学的根拠に基づく適切な運動強度を算出できるようにします。

    救急救命模擬実習A

    救急救命模擬実習A

    心肺蘇生法とともに、救急救命士が医師の指示のもとで行う静脈路確保、薬剤投与などを実習します。訓練を重ねることで動作やスキルを体得し、現場で実践できる素養を身につけます。

    03PICK UP

    基礎となる「運動生理学」を深く理解し実践、応用力を身につける

    一次予防の観点から運動・スポーツと救急救命を科学する

    運動生理学の講義や研究室の活動
    ヒトを対象とした実験を重ねることで、安全で効果的な運動法を追究します。

    運動生理学の講義や研究室の活動
    超高齢社会を迎えた日本においては、健康日本21 (第二次) で示されたように健康寿命の延伸・健康格差の縮小、生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底、健康を支え守るための社会環境の整備などに取り組むことが非常に重要です。このように、疾患発生リスクの排除・低減を図り、健康増進を目指す行為のことを『一次予防』と言います。一見すると、一次予防と救急救命は全く異なる地平にあるもののように感じられるかもしれませんが、「人の健康や命を守りたい」という根幹は変わりません。健康運動の指導者も救急救命士も目指すところは一緒です。運動・スポーツや救急救命のどちらかに特化するのではなく、ヒトの身体や健康、疾病に関して幅広く学ぶことで、どのような業界でも必要とされる人材を目指しませんか。

    運動生理学の講義

    運動生理学の講義では、実際に機材を持ち込んで実演することで、学生に理解を促します。

    神経活動を電気生理学的手法を用いて評価する研究

    ラットやマウスから組織や細胞を取り出し、運動時の血圧調節に関わっている神経活動を電気生理学的手法を用いて評価する研究を行っています。

    特色のある取り組み

    学びも実践も資格取得も

    机に座って学ぶだけでは社会で必要とされる人材にはなれません。学んだことを実践し振り返り、改善してまた実践していく。これを何度も繰り返していく必要があります。本学科では講義科目はもとより、実技、実習、演習科目を豊富に設定し、学んだことを実践する機会を充実させています。また、学科公認の課外活動として実際に運動指導や救護に携わる機会も設けています。複数の課外活動にチャレンジする学生も多く、主体的に学び続ける姿をよく目にします。そういった学生が多いこともあって、公務員合格者率は全学科の中で5年連続No.1 (学校教員としての公務員を除く)で、救急救命士の合格率も全国平均を遙かに上回っています。

    資格取得サポート

    取得が期待される資格

    取得が期待される資格
    • 救急救命士(所定の単位を修めた学生のみ国家試験の受験が可能)
    • 健康運動実践指導者
    • 水泳指導員
    • トレーニング指導者
    • 障がい者スポーツ指導員初級
    • レクリエーション・インストラクター
    • スポーツ・レクリエーション指導者

    ■は受験資格の取得が可能なもの。
    □は所定の単位を修得後に資格の取得が可能なもの。

    サポート体制

    サポート体制

    学生主体の課外活動「中部大学EMS研究会*」
    Jリーグの地元チーム「名古屋グランパス」のホーム試合時には、救急救命士を目指す本学科の学生が救護ステーションをボランティアで開設・運営し、安心・安全な観戦環境づくりのサポートをしています。

    サポート体制

    リカレント授業や教職員・地域住民対象の健康・運動教室で、健康運動指導者を目指す学生が実際に運動指導
    中部大学アクティブアゲインカレッジ「健康増進実習」や教職員対象運動教室「Custom」、恵那市こども園、グルッポ健康・運動教室などで、実際に学生が運動指導を行います。学科公認の課外活動として、運動指導経験を積むことができます。