歴史事象の動的進展を的確に把握し、
グローバル・ローカル両方の事情に精通した高度専門職業人を育成
歴史学と地理学を教育研究上のディシプリンの両輪とし、時間的意識と空間的意識を統合した知識と教養の習得を目指します。 グローバリゼーションとローカリゼーションが同時進行する現代社会の歴史進行を的確に判断できる人材、グローバルに考えローカルに行動できる高度専門職業人を育成します。
前期課程の「歴史学コース」は、グローバル化する時代にあって、世界における日本の相対的な位置づけという視点を重視。日本史に関しては古代史から現代史まで各時代を広範にカバーするとともに、一方にヨーロッパ史、アジア史などの地域史を配し、他方に思想史、技術史、美術史などの分野史を配して、日本を軸とした広義の関係史的研究に重点を置きます。「地理学コース」は、人間と地域との関わりに着目し、これらを人文・社会科学の手法を用いて解明するとともに、地域が抱える諸問題の解決を目指すという視点を重視。 経済・産業・歴史・都市地理学などの人文地理学の諸分野に加え、地理情報学、地域政策学、都市政策学などの応用科目や自然地理学、地誌学を配して、人文・社会現象を研究対象とする人文地理学的研究に重点を置きます。
博士後期課程では、より専門的な研究能力の向上や体験的知識・教養の学術的体系化をめざした教育・研究カリキュラムのもとで個々の院生の専門性に適した研究指導を行います。
専攻の紹介
博士前期課程
歴史学コース
日本古代史特論Ⅰ/日本古代史特論Ⅱ/日本中世史特論Ⅰ/日本中世史特論Ⅱ/日本近世史特論Ⅰ/日本近世史特論Ⅱ/日本近代史特論Ⅰ/日本近代史特論Ⅱ/日本現代史特論Ⅰ/日本現代史特論Ⅱ/アジア史特論Ⅰ/アジア史特論Ⅱ/中国史特論Ⅰ/中国史特論Ⅱ/ヨーロッパ史特論Ⅰ/ヨーロッパ史特論Ⅱ/アメリカ史特論Ⅰ/アメリカ史特論Ⅱ/社会経済史特論Ⅰ/社会経済史特論Ⅱ/思想史特論Ⅰ/思想史特論Ⅱ/文化史特論Ⅰ/文化史特論Ⅱv技術史特論Ⅰ/技術史特論Ⅱ/美術史特論Ⅰ/美術史特論Ⅱ/歴史学研究Ⅰ/歴史学研究Ⅱ/歴史学研究Ⅲ/歴史学研究Ⅳ
地理学コース
経済地理学特論Ⅰ/経済地理学特論Ⅱ/歴史地理学特論Ⅰ/歴史地理学特論Ⅱ/都市地理学特論Ⅰ/都市地理学特論Ⅱ/地理情報学特論Ⅰ/地理情報学特論Ⅱ/都市政策学特論Ⅰ/都市政策学特論Ⅱ/自然地理学特論Ⅰ/自然地理学特論Ⅱ/地誌学特論Ⅰ/地誌学特論Ⅱ/地理学研究Ⅰ/地理学研究Ⅱ/地理学研究Ⅲ/地理学研究Ⅳ
共通科目
近代世界表象体系
特別研究
研究指導Ⅰ/研究指導Ⅱ/研究指導Ⅲ
研究科共通
日本語論文の書き方Ⅰ/日本語論文の書き方Ⅱ
博士後期課程
歴史学専門研究演習A(日本近世地域史)/歴史学専門研究演習B(日本近代外交史)/歴史学専門研究演習C(日本思想史)/歴史学専門研究演習D(比較経済史)/歴史学専門研究演習E(現代政治史)/歴史学専門研究演習F(東アジア思想史)/歴史学専門研究演習G(ヨーロッパ文化史)/歴史学専門研究演習H(科学技術史)
地理学専門研究演習A(歴史地域論)/地理学専門研究演習B(日本地域産業論)/地理学専門研究演習C(都市地域構造論)/地理学専門研究演習D(都市地域再生論)/地理学専門研究演習E(空間分析論)