Astronautics and Aeronautics Astronautics and Aeronautics

Astronautics and Aeronautics

宇宙航空学科の魅力

お知らせ

    幅広い分野を学び、進みたい道が見つかる!

    どんな分野を目指せるの?

    宇宙航空分野で不可欠な機械工学、電気工学、電子工学、情報工学、材料工学、データサイエンスといった幅広い学問分野を横断的に学ぶ中で、多様な分野で活躍できるエンジニアを目指すことが可能です。
    学科のカリキュラム

    あなたが目指せる5つのエンジニア像

    1. 宇宙航空系エンジニア

    ロケットシステム、飛行力学、航空宇宙機設計演習など、宇宙航空分野に関する技術を主に学び、専門性を深めます。
    「機械力学」「材料力学」「熱力学」「流体力学」という基本の4力(よんりき)に加え、次世代の航空宇宙機の開発・設計・製造に欠かせない、電気系と情報系の分野も学べます。
    卒業生は、川崎重工業(株)、ANA(株)、SUBARU(株)、(株)ジャムコ、(株)IHIジェットサービス、MHIエアロテクノロジーズ(株)といった航空宇宙系の分野でも活躍しています。

    2. データサイエンス系エンジニア

    宇宙航空系技術と並行して、データの取り扱い、利用方法などのデータサイエンス技術を習得します。
    「数値解析演習」や「宇宙空間情報応用」といった講義が開講され、データサイエンスに必要なプログラミングやMATLABも学べます。
    リモートセンシング、セキュリティ、画像認識に関する研究も行い、AIや機械学習などの分野についても見聞を深めることが出来ます。
    卒業生は、富士ソフト(株)、(株)SkyといったIT・ソフトウェア関連企業で活躍しています。
    リモートセンシング分野に魅力を感じ、農業テックベンチャーや温室・ビニールハウスのトップメーカーなどへ就職していく学生もいます。

    3. 自動車系エンジニア

    宇宙航空系技術から自動車系エンジニアとして活かせる技術(伝熱工学、メカトロニクス、生産システムなど)を学ぶことができます。
    航空宇宙産業と自動車産業は多くの共通技術を持っており、製図やCAD(CATIA)も習得可能です。
    特にCATIAは、国内でも最大規模の演習室で、1人1ライセンスを使用しての演習が可能です。
    卒業生は、トヨタ自動車(株)、本田技研工業(株)、日産自動車(株)、三菱自動車工業(株)などの大手自動車メーカーをはじめ、アイシン(株)、住友電装(株)、ニデック(株)、豊田合成(株)などの自動車関連企業へも多数就職しています。

    4. 機械系エンジニア

    材料力学、流体力学、熱力学、構造力学、CAD演習など、宇宙航空系技術に関連する機械技術を学び、実践力を身につけます。
    高速風洞や低速風洞実験装置、各種材料試験装置など、大型装置での実践的な実験も充実しています。
    卒業生は、ヤマザキマザック(株)、神戸製鋼所(株)、豊田鉄工(株)、シンフォニアテクノロジー(株)、近畿日本鉄道(株)といった企業で活躍しています。

    5. 電子情報系エンジニア

    電気・電子回路、ソフトウェア、制御工学など、宇宙航空系技術に関連する電子情報技術を、講義と演習を通じて深く理解できます。
    モーターの制御などの産業界で欠かせない技術や、セキュリティやフライトシミュレーションなどのソフトウェア分野での研究も可能です。
    卒業生は、スタンレー電気(株)、三菱電機ソフトウェア(株)、中電シーティーアイ(株)、(株)バッファロー、NTTイノベーティブデバイス(株)など電気系企業やIT・ソフトウェア関連企業でも活躍しています。


    夢を創造する「ものづくり」の舞台

    中部大学理工学部宇宙航空学科は、高校生の皆さんが宇宙や航空、そして「ものづくり」への熱い思いを、ワクワクするような学びと体験を通して実現できる、まさに夢の場所です!

    魅力1:手を動かして未来を創る!実践的な学びと充実の設備

    この学科では、ただ座学で知識を学ぶだけでなく、実際に手を動かし、試行錯誤しながら「ものづくり」の楽しさや難しさを体感できます。

    • 「ものづくり」への情熱を爆発させよう!
      「ものづくりが好き」という気持ちが、ここでは一番の原動力になります。
      例えば、ある大学院生は「自分が設計・製造したロケットエンジンが宇宙に飛んでいくところを見ること」を夢に掲げ、数ヶ月かけて作ったロケットエンジンがたった数秒で壊れてしまうような困難も経験しながらも、「日々とても楽しく」研究に取り組んでいます。
      自分の設計したロケットエンジンを燃焼させる瞬間の迫力は、まさに最高の体験です。
    • 本物の設備で「リアル」を体験!
      実験棟には、音速の2~3倍の空気を送り出す「高速風洞」「電気推進実験装置」、材料の強さを測る「材料試験装置」など、航空宇宙に関する大型装置が充実しています。
      飛行機の操縦を体験できる「フライトシミュレータ」もあり、飛行機の動きを理解したり、情報と機械を組み合わせた研究にも使われます。
      これらの設備を使って、空気の流れや材料の特性を実際に測定したり、将来の研究職の魅力を実感したりできます。
    • プロと一緒に「未来の乗り物」を設計しよう!
      「航空宇宙機設計演習」では、企業で実際に活躍しているプロのエンジニアが先生として来てくれます。
      企業でどんな風に設計が進められているのか、どんな考え方が必要なのかを直接学べる、貴重な体験型授業です。
      さらに、航空宇宙産業や自動車産業で標準的に使われているプロ仕様の3D CADソフト「CATIA」の使い方もバッチリ習得できます。
      1学年全員が一人1台使える、国内最大級の環境で、デザインからシミュレーションまでを体験できます!

    魅力2:世界を肌で感じる!視野が広がる特別体験

    中部大学理工学部宇宙航空学科ならではの、特別な体験を通じて、皆さんの視野はグッと広がります。

    • 現場の「ものづくり」の迫力を体感!
      授業のカリキュラムには、学外で行われる工場見学や工場実習も含まれています。
      普段は見ることのできない、本物の航空機が作られる現場の迫力や、企業での設計手法を体験を通して学ぶことができます。
    • シアトルで「空を操る夢」を体験!
      航空宇宙産業が盛んなアメリカ・シアトルでの海外研修は、学生にとって忘れられない思い出になること間違いなし!
      ここでは、飛行力学で学んだことを実際に軽飛行機を操縦して体験できます。
      ボーイング社の工場や航空博物館を見学して、航空機の歴史や「ものづくり」のスケールを肌で感じられますし、現地で働く日本人の方々から、航空宇宙業界の第一線で活躍する人たちから直接話を聞く機会もあります。
      これにより、将来の夢がより具体的に見えてくるはずです。

    魅力3:夢をサポートする熱意ある先生と仲間たち

    この学科には、皆さんの「挑戦したい!」という気持ちを全力で応援してくれる先生方と、同じ夢を目指す仲間がいます。

    • 君の情熱に応える先生たち!
      「ロケットへの熱意」を強く感じさせる苅田丈士教授の授業がきっかけで、ロケット研究の道を選んだ学生もいます。
      また、神田昌枝准教授の研究室では、ディスカッションを通じて自分の考えを深め、もっと学びたいという向上心が生まれたという声も聞かれます。
      スマート材料、流体、核融合、ドローン、AI、電気推進機など、多岐にわたる専門分野を持った先生方が、皆さんの興味に応えてくれます。
    • 挑戦を後押しする環境と最高の仲間!
      この学科では、「課外活動に意欲的な仲間」や「学生の挑戦を応援してくれる先生方」が、皆さんの成長を力強くサポートします。
      例えば、ハイブリッドロケットの開発や探査ローバーの製作、小型の飛行機の作製といった、ワクワクする課外活動が盛んに行われています。
      ある学生は、学部2年生から探査ローバー製作に取り組み、種子島のコンテストで「遠隔制御部門」で優勝するという素晴らしい経験をしています。
      これらの活動を通じて、チームで協力する大切さや、課題を解決する力が身につくだけでなく、研究で得た知識を実践に応用したり、活動で得た知識を研究に活かしたりと、自分の技術をどんどん磨いていけます!

    魅力4:未来へ羽ばたく!広がるキャリアと確かなスキル

    中部大学理工学部宇宙航空学科で得られる学びは、皆さんの将来の選択肢を大きく広げ、社会で活躍するための確かな力を与えてくれます。

    • 宇宙航空だけじゃない!君の「好き」が未来を拓く
      宇宙航空分野で必要な機械工学、電気工学、電子工学、情報工学、材料工学、データサイエンスなど、幅広い学問を学ぶことができます。
      この幅広い知識があるからこそ、卒業後は航空宇宙関連企業だけでなく、自動車、コンピュータ、機械、情報、電気電子など、様々な分野で活躍するチャンスが広がります。
      航空整備士として空の安全を支えたい人、自分で開発した飛行機を飛ばしたい人、ロケット製造に携わりたい人など、多様な夢を持つ先輩たちが自分の興味ある分野に進んでいます。
    • 役立つ知識や経験をバッチリ取得!
      この学科で学べば、ものづくり全般の広い分野の知識を習得可能です。
      さらに、実践的に学ぶことで、より深く理解し、活用して物事を判断したり、問題を解決したりする経験ができます!
      これらの知識や経験は、皆さんが将来、様々な分野で活躍するための大きな武器になるでしょう。

    中部大学理工学部宇宙航空学科は、皆さんが「ものづくり」への情熱を燃やし、世界に飛び出し、将来の夢を力強く掴むための、最高のステージです!


    未来を創造する研究最前線!

    中部大学理工学部宇宙航空学科では、皆さんの「ものづくり」への情熱を、最先端の研究でさらに加速させます!
    ここでは、飛行機やロケットの設計から、AIを使った未来の技術、さらには宇宙での新しいフロンティア開拓まで、ワクワクするような研究が目白押し。
    基礎から、JAXAや宇宙航空関連企業との共同研究まで、自分の興味に合わせて卒業研究を選べるのも大きな魅力です。
    教員情報

    1. ゼロから生み出す!「ものづくり」の実践と設計

    ここでは、実際に手を動かして未来の乗り物や材料を生み出す研究が盛んです。

    • 形を変える飛行機や宇宙アンテナ?!スマート材料で未来を創る
      池田忠繁教授の研究室では、まるで生き物のように形を変えられる航空機や宇宙アンテナの研究をしています。
      例えば、状況に応じて飛行機の翼が変形する「モーフィング構造」なんて、SF映画みたいですよね!
      これは、特殊な「スマート材料」を使って実現しようとしています。
    • 軽くて強い!航空機の電気化を支える新素材
      神田昌枝准教授の研究室では、航空機を電気で動かすために必要な、軽くて強い新しい材料や、少ない電力で動くセンサー・アクチュエーターの開発に取り組んでいます。
      宇宙でも使える超低温に耐える容器(クライオスタット)など、夢のある研究が進んでいます。
    • 大迫力!ロケット・ジェットエンジンの心臓を探る
      苅田丈士教授の研究室では、ロケットやジェットエンジンが動く仕組み、つまり「流体」や「燃焼」の秘密を解き明かしています。
      学生たちは、自分で設計・製造したロケットエンジンの燃焼実験に挑戦したり、課外活動ではハイブリッドロケットを実際に作って打ち上げたりもしています。
      自分で作ったロケットエンジンが火を吹く瞬間は、まさに感動の体験です!
    • 水も空も自由自在!次世代の乗り物を開発
      棚橋美治教授の研究室では、環境に優しい「水空両用で垂直に離着陸できるドローン(eVTOL型無人機)」の研究をしています。
      災害時の物資輸送や農業支援など、幅広い活躍が期待されています。
      さらに、コンパクトで高効率な未来の発電システム「ミュオン触媒核融合発電」の実現も目指しています。

    ロケットエンジン燃焼実験の様子(大音量注意!)

    2. AIとデータサイエンスで課題を解決!

    最先端のAI(人工知能)やデータサイエンスを使って、私たちの身の回りにある様々な課題を解決する研究です。

    • 安心をデザイン!セキュリティと情報連携の技術
      保黒政大教授の研究室では、指紋や顔を使った認証技術、そして映像から動くものを自動で検知・識別する技術など、セキュリティを高める研究に取り組んでいます。
      病院間の情報連携をスムーズにするシステム開発も行っています。
    • スマート農業の未来を切り拓く!IT農業
      本多潔教授の研究室では、リモートセンシングやIT農業を専門に、農業の生産性を高めたり、災害リスクを管理したりするためのWebサービスを開発しています。
      ITの力で、農業の新しい形を創造しています。
    • 見た目で判断!AIで航空機エンジンを自動検査
      服部公央亮准教授の研究室では、カメラで航空機エンジンの外観を自動でチェックするシステムなど、「ものづくり」の現場を効率化する研究をしています。
      医療分野でも、AIを使った患者さんの状態予測システムなども開発しています。

    3. 革新的エネルギーと宇宙でのフロンティア開拓!

    宇宙という未知の世界を探求し、新しいエネルギーを生み出す研究も行われています。

    • 宇宙を飛ぶ「電気の力」!次世代の推進機を開発
      桑原大介准教授の研究室では、人工衛星や将来の月・火星探査船に搭載される「高周波プラズマスラスター」という、宇宙用の電気推進機を開発しています。
      電気の力で長く、大きく進むことができる、夢のようなエンジンの実現を目指しています。
    • 宇宙のどこにいる?超小型GPSで正確な位置を特定!
      海老沼拓史准教授の研究室では、人工衛星が宇宙のどこにいるかを正確に知るためのナビゲーションシステムを研究しています。
      特に、切手サイズの超小型GPS受信機「Firefly」を開発し、すでにJAXAのロケットにも搭載されています。
      秒速7kmで動く人工衛星の位置も正確に捉える、驚きの技術です。
    • 未来の乗り物を動かす!先端制御技術とエネルギー応用
      長谷川勝教授の研究室では、電気自動車や航空機に使われるモーターの制御システムを研究しています。
      電動化された乗り物を、より効率的でパワフルに動かすための新しい技術を開発しており、未来の移動手段に貢献しています。

    充実の設備で最先端の研究を体験!

    中部大学宇宙航空学科には、音速の2~3倍の速さの空気の流れを再現できる「高速風洞」や、ゆっくり飛ぶ(といっても秒速60m!)状態を再現する「低速風洞実験装置」、そして飛行機の操縦を体験できる「フライトシミュレータ」など、本格的な研究設備が充実しています。
    さらに、プロの現場でも使われる3D CADソフト「CATIA」を学べる環境もあり、実践的なスキルを身につけることができます。

    中部大学理工学部宇宙航空学科で、君も未来を創造する研究にチャレンジしてみませんか?

    学部・大学院