社会で活躍する『不言実行、あてになる人間』の育成
中部大学では、「就職」を教育の一環として、全員の進路が決まるまで徹底支援します。就職活動時期のみならず、入学から卒業後まで教職員が一体となり、学生の支援・指導を行っています。正課の教育科目だけでなく、正課外の教育支援も手厚く行い、学生一人一人に合わせて丁寧にサポートします。
キャリア支援課
単に就職に関する指導をするだけでなく、「生き方」と「働くこと」についてじっくり考えてもらうための支援をキャリア支援課では実現しています。
エントリーシートの添削・面接の受け方など就職活動に関係するサポートはもちろんのこと、進路に関するどんな悩みや不安も、じっくり一緒に考えていきます。
キャリア部長挨拶
中部大学では各学科のキャリア開発担当教員を構成員とする「キャリア委員会」を設置し、各学科の指導教授やゼミ担当教員を介して全ての学生に対して、キャリア形成・就職活動の支援を行い、各学科から学生の現状報告、各種相談を受けるしくみを構築し、キャリア支援課との強力な連携体制を整えています。また、各学科教員で構成する「インターンシップ推進委員会」を設置し、キャリア支援課にて正課科目インターンシップを推進しています。
正課では、1年生から初年次教育科目「スタートアップセミナー」において、4年間の学生生活・卒業後の進路・キャリアについて考えていく授業も用意されています。
また、実践的なプログラムとして、2年生秋学期からの就職ガイダンスから始まり、業界・職種研究、履歴書作成・面接対策講座、筆記試験対策講座、資格・公務員試験対策講座などを実施しています。さらに、合計1,000社以上の企業様にご協力いただき、業界研究会・学内企業説明会を開催し、学生への就職活動を支援しています。他にも個別支援として、求人紹介、就職相談、履歴書添削、模擬面接等のきめ細かな対応をしています。
学生が就職活動を行う背景である経済状況や採用活動時期の変遷等を踏まえ、学生ひとりひとりのために、より良いキャリア形成支援・就職支援を目指して、今後もキャリア支援課は教員と連携して精力的に就職活動支援を推進してまいりたいと考えています。
キャリア部長 応用化学科教授 櫻井 誠
就職支援プログラム
中部大学では就職を教育の一環ととらえ、1年次から自身の将来を考えるためのキャリア支援を行っています。
昨今の就職活動の早期化に合わせて、就職ガイダンスは学部2年生の秋学期から実施しています。
01
1・2年次
自身の将来について考え、社会人に必要な基礎を築く
02
2年次秋~3年次
企業と社会に触れ、自身の意志を固める
03
4年次
大学の支援を最大限活用し、志望企業への内定を勝ち取る
1・2年次
自身の将来について考え、社会人に必要な基礎を築く
自分は何に興味を持っているのか、将来は何をしたいのか、少しずつ考えていくための基礎を身につけるプログラムを初年度から実施しています。
1年生へ初年次教育「スタートアップセミナー」を全学一斉導入。4年間の学生生活・卒業後の進路・キャリアについて考えていく授業が用意されています。
スタートアップセミナー
中部大学では、大学に入学したみなさんが高校までとは違う大学ならではの勉強の仕方や生活スタイルを修得し、大学生活を充実したものにするためにスタートアップセミナーを実施しています。
高校までと大学とでは、勉強の仕方や卒業後の目標が大きく異なります。みなさん一人一人がそのことをよく理解し、一日も早く、一人前の大学生としての生活をスタートできるように支援するのがこの科目です。
少人数ゼミで実施し、担当教員が一人一人を丁寧に見守り、助言します。
スタートアップセミナーの目標
- 中部大学や所属する学部・学科の成り立ち・理念、教育目的を理解する
- 4年間の学生生活・卒業後の進路・キャリアについて考え、計画を立てる
- 大学生としての主体的な学習姿勢・学習方法・学習スキルを身につける
- 社会人としてのルール・自己管理能力・コミュニケーション能力を身につける
2年次秋〜3年次
就職活動を優位に進めるために
就職ガイダンスを通して将来のビジョンを確立し、万全の状態で就職活動に取り組めるようサポートします。
前半(第1回~第5回)は社会の変化や自分自身について理解を深め、働くことについて具体的に考えていきます。
後半(第6回~第10回)はインターンシップや就職活動を意識した実践的な内容に取り組んでいきます。
就職ガイダンス
前半(第1回~第5回)
- 第1回「オリエンテーション」:社会や企業、大学生活と就職活動を見据えた内容から、就職ガイダンスの必要性を伝えていきます。
- 第2回「自己分析・自己理解ワークショップ」:大学生活での経験や日々の行動を振り返り、自己分析から今後について考えます。
- 第3回「業界・職種研究会」:様々な働き方を知り、理想の仕事や興味のある業界の幅を広げ、就業意識を身に付けます。
- 第4回「卒業生との交流会 ようこそ先輩」:先輩の話を聞き、社会人として何が必要か、学生生活の経験が仕事にどう活かせるかを理解します。
- 第5回「インターンシップ&キャリア必勝準備講座」:夏のインターンシップ参加を目標に、今後必要な準備や対策について伝えていきます。
後半(第6回~第10回)
- 第6回「履歴書・エントリーシート作成準備ワークショップ」:書類選考で負けない履歴書の書き方や、自分をアピールできる書き方を伝えていきます。
- 第7回「5月学内業界セミナー」:企業の方を学内にお招きして業界セミナーを開催します。
- 第8回「就職活動不安・疑問払拭講座」:就職活動におけるさまざまな疑問や不安を学生同士で共有し、キャリア支援課職員がアドバイスや解決策を伝えていきます。
- 第9回「面接試験基礎・マナーワークショップ」:実践的な面接対策方法を学び、面接の場で自らをアピールできるスキルを伝えていきます。
- 第10回「総まとめ!就職活動必勝講座」:これまでの総まとめとして、就職活動の心構えや注意点を伝え、学内業界セミナー(10月と2月に予定)の参加につなげていきます。
インターンシップ
学生が企業・団体などに研修生として行き、就業体験を積む制度です。中部大学では、学部3年生を対象として実施する「正課科目インターンシップ」と博士後期課程を対象とした「研究インターンシップ」の科目を設置しています。正課科目インターンシップは、インターンシップへの理解やビジネスマナーを身につける「インターンシップA」と、夏季休業期間中に企業・官公庁等で実際に研修を受ける「インターンシップB」「インターンシップC」の2部構成で実施しています。研究インターンシップは、文部科学省高等教育局が定めた「ジョブ型研究インターンシップ実施方針(ガイドライン)等」に基づいて約2ヶ月間受け入れ先企業で実施されるインターンシップに参加するものです。
※2027年度から科目名が変更となります。「インターンシップA」→「インターンシップスタートプログラム」、「インターンシップB」「インターンシップC」→1つに統合し「インターンシップ」 [すべて1単位]
卒業生との交流会「ようこそ先輩」
社会で活躍する卒業生を招いての交流会です。仕事の中身ややりがい、体験談を聞きながら、職業観を養い今後の学生生活や就職活動の進め方について考える機会となっています。
筆記試験対策プログラム
就職活動に向けた準備の一つとして重要な筆記試験対策。いつでも、どこでも対策が行えるようWEB講座を用意しています。また、一般常識やSPIの実力確認テストを実施し、志望する企業に向けて学力向上を目指します。
学内業界セミナー
企業と直接交流できる人気学内イベントです。大手企業や地元優良企業約1,000社が参加するこの機会を通して業界研究を行い、毎年約1/3の学生がこのイベントで就職先を決定しています。「対面」「オンライン」両形式を柔軟に取り入れ、「学生と企業の接点」を多く設けています。
就カツ手帳
就職活動を成功させるためのノウハウをまとめた「就カツ手帳」を2年生から始まる就職ガイダンス内で配付しています。いろいろ書き込める「WORKBOOK」と大切な情報・アドバイスが盛りだくさんの「HANDBOOK」の2部構成になっています。
4年次
大学の支援を最大限活用し、志望企業への内定を勝ち取る
就職活動において大切なのは、改めて自分をじっくり見つめ直すことです。そして自分を必要とする企業を「選ぶ」のではなく「探す」ことです。できる限り多くの企業の人と会って話をし、積極的に動くことが内定への近道です。
個別企業説明会
企業採用担当者様をお招きし、就職活動中の学生を対象に個別で企業説明会を開催しています。その後希望者は各企業の選考へと進み、内定獲得に至るケースもあります。
対面/オンラインでの個別進路支援
ガイダンスなど全体に向けたサポートに加え、「就職活動をしているが内定が取れない」「履歴書を添削してほしい」など状況に応じた個別支援を随時実施しています。学生の希望やペースに合わせながら、進路に関するあらゆる相談に応じます。
大学院生
研究と就職活動を両立し、志望企業への内定を勝ち取る
大学院生への支援も学部生と同様に行っています。また大学院生に特化した就職ガイダンスを開催し、大学院生の進路、大学院修了者に求められること、インターンシップに向けた動き方などをお伝えします。
さらに、博士後期課程在籍中の学生およびポストドクターの方へのキャリアパス支援については、以下のページでも紹介しています。
卒業後
卒業生(原則として3年以内)への就職支援も行っています。
いつでも利用できるサポート
学年ごとに行っている就職支援プログラムとは別に、学年を問わずいつでも利用できるサポートで就職活動を支援しています。
相談・カウンセリング
入学〜卒業まで、必要に応じて教員、職員、学生相談室が連携し、学生生活や学業、卒業後の進路などの学生支援を行なっています。専門家であるキャリアカウンセラーが応じるキャリアカウンセリングもあります。
資格取得にむけた講座・検定
資格取得対策講座・公務員試験対策講座を学内で開講しています。本学後援会から受講料の一部が補助され、一般の資格専門の学校などよりも安く受講できます。また、TOEICなど人気の検定も学内で受験が可能です。
WEB選考用の専用ブース
WEB面接を受ける際に利用できる個室の専用ブースを予約制で用意しています。パソコンやリングライト、WEBカメラの貸し出しも行っています。
進路支援システムC-NET
中部大学の学生専用進路支援システムです。中部大学の卒業生が活躍している企業や積極的に採用している企業など、約18,000社の求人情報が登録されており、いつでも検索・閲覧ができます。
就活ドリル~筆記対策トレーニング~
中部大学生専用の筆記試験対策のためのe-learningシステムです。インターネットに接続されていればいつでもどこでも利用可能です。SPI試験をはじめ、近年利用の増えている玉手箱やTG-WEB、Web-CABなどの筆記試験にも対応。コツコツ取り組むことで実力養成につながります。
東京サテライトオフィス
東京サテライトオフィスは、首都圏における学生の拠点として、就職活動や情報収集などで上京する学生の支援を行っています。インターネットの利用や更衣室・休憩スペースを設置しているほか、キャリア支援課と連携して、就職情報や首都圏案内等の充実に努めています。
バーチャル空間でのオンライン交流
時間や場所を問わないバーチャル空間で、学生同士やキャリア支援課の職員と自由に交流できる場を設けています。ここでの交流を通して、就職への不安を解消したり、情報交換をしていくことが可能です。今後は企業の皆様や卒業生にも利用対象を広げ、学生・企業・卒業生がバーチャル空間で活発に交流し、新たな出会いの場になることを予定しています。
就職実績
中部大学は、充実したサポート体制で中部地区トップクラスの就職実績を誇ります。