12月21日、東海大学湘南キャンパスを会場に、東海大学・中部大学 地球市民セミナー「次世代型防災・減災戦略の可能性~技術、医療、政策、コミュニティの融合~」がオンライン併用で開催され、約200人が参加しました。東海大学と本学は2021年に「大学間連携に関する包括協定」を結び、地球市民セミナーの開催は今回で4回目となります。
基調講演として両大学からそれぞれ、中部大学中部高等学術研究所国際GISセンターの杉田暁准教授が「最先端の災害情報収集技術と活用・運用」をテーマに講演、続いて、東海大学文理融合学部地域社会学科の安部美和准教授が「災害対応における地域コミュニティの現状と課題~地震と水害を経験した熊本から~」と題して講演しました。
休憩をはさみ、パネルディスカッションが行われ、パネリストとして基調講演を行った杉田准教授と阿部准教授、中部大学工学部都市建設工学科の武田誠教授、東海大学医学部付属病院救命救急センターの青木弘道医師、東海大学情報理工学部情報メディア学科の内田理教授が登壇。モデレーターを東海大学建築都市学部土木工学科の梶田佳孝教授が務め、最新の防災技術や情報収集手段、復興政策、医療対応、コミュニティレジリエンスを融合させる次世代型防災・減災戦略の可能性について議論を交わしました。最後に会場からさまざまな質問が寄せられ、活発な議論が繰り広げられました。
基調講演する杉田暁准教授 基調講演する安部美和准教授 パネルディスカッション 会場風景