2022年11月2日

  • 受賞・表彰

藤井太一助手と南基泰教授が根研究学会学術特別賞を受賞

2022年9月17日、18日に福岡県で開催されました根研究学会第56回根研究集会におきまして、応用生物学部の藤井太一助手及び環境生物科学科の南基泰教授が根研究学会学術特別賞(次世代シーケンサーを活用したDNAメタバーコーディングによる島根県大根島オタネニンジン栽培圃場における土壌微生物相の経年変化の解析)を受賞しました。

根研究学会は植物の根や根に関連する土壌・農業・環境保全など国内外の根に関連する研究の発展に貢献する学会であり、藤井太一助手及び南基泰教授が学術特別賞を受賞されましたことは誠に喜ばしいことです。受賞対象となった内容は、薬用作物オタネニンジン(別名、高麗人参・朝鮮人参)圃場の微生物の変化を詳細に明らかにした栽培の基礎研究です。オタネニンジンは圃場微生物相の変動に伴う連作障害に悩まされています。本研究成果はより安定したオタネニンジン栽培技術への貢献に寄与する基礎データとして評価されました。

受賞対象となった研究内容は理化学研究所バイオリソース研究センター植物-微生物共生研究開発チーム、由志園アグリファーム株式会社との共同研究の成果です。

根研究学会学術特別賞
藤井太一助手
受賞した応用生物学部 藤井太一助手