2023年5月11日

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英語英米文化学科の卒業生、仲田弘大くんのインタビュー記事が国際雑誌Linguæに掲載されました!

英語英米文化学科の活躍する卒業生

英語英米文化学科の卒業生、仲田弘大くんのインタビュー記事が国際雑誌Linguæに掲載されました。掲載記事はこちらです。

仲田弘大くん(沖縄県浦添高等学校出身)は、英語英米文化学科を卒業後、オハイオ大学大学院に進学し、出身地である沖縄地域で話されている琉球諸語の現状と復興について研究しました。掲載された記事には、大学院での指導教員トンプソン教授との対談や仲田くんの大学院での研究内容が詳しく書かれています。

沖縄には6つの「言語」(language) があり、標準日本語とは異なる琉球諸語に分類されます。ただ「言語」と「方言」(dialect) との区別は曖昧で、ときとして政治的意味合いが現れることがあるので、仲田くんは好んで「島言葉」(しまくとぅば)(vernacular) という言葉を使っています。この「しまくとぅば」が、彼の研究にとっての重要なキーワードです。地元の言葉を学ぶには、その言葉の習熟だけでなく、地元の風習や習慣に根ざした文化的習熟も大切だという考えに基づいて、「しまくとぅば」を教える教材開発を研究対象としていました。

そんな仲田くんですが、2022年無事大学院を修了し、現在は地元沖縄県の高等学校で英語教員をしながら、琉球諸語の研究や復興にも力を注いでいます。

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