2023年8月16日

  • お知らせ

第48回日本医用マススペクトル学会年会が応用生物化学科堤内要教授を年会長として開催

応用生物化学科の堤内要教授が年会長として企画運営をされた第48回日本医用マススペクトル学会年会が2023年9月8日 (金曜日)~9日 (土曜日) に愛知県産業労働センター「ウインクあいち」で開催されます。

日本医用マススペクトル学会年会は質量分析法を用いて代謝疾患の診断、発症機序の生化学的解明などを中心に、広く生命科学に関する研究の進歩発達を図るため、基礎および臨床分野の研究者相互の情報交換や学術交流を高めることを目的とした学会です。
本年会では、46件の一般演題に加え、シンポジウムのテーマとして「アルツハイマー病早期検出への挑戦」、「細胞外小胞から得られる情報とその利用」、「代謝異常症化学診断の臨床質量分析最前線」という、最近進歩が著しい注目の話題が取り上げられています。

参加費が必要ですが、学会会員以外の方でも参加可能ですので、アルツハイマー病やがん、先天代謝異常症の早期診断などに興味のある方は是非ご参加下さい(当日参加も可能です)。

また、日々の技術革新により医療の様々な場面で質量分析がますます重要な役割を果たすことが見込まれております。医用質量分析の対象は多様ですが、分析担当者が質量分析技術の基本を理解していることが重要である点は同様であり、担当者が共通の基盤をもつ必要があります。そこで、①質量分析技術の初歩を学んだうえで、医用質量分析に従事することができる人材の育成、②臨床検査法としての質量分析技術の普及とその標準化、を目的として、2013年度から日本医用マススペクトル学会において医用質量分析認定士制度がスタート致しました。日本医用マススペクトル学会員となり、講習会を受講し、試験に合格することで「医用質量分析認定士」の称号を得ることができます。第11回医用質量分析認定士の講習会および試験をを9月9日 (土曜日) に開催しますので、興味のある方は是非受講をご検討下さい。

詳しくは、第48回日本医用マススペクトル学会年会のWebサイトをご覧下さい。
宜しくお願い致します。