2023年12月18日(月曜日)
企画展(「松浦晃一郎コレクション(新規寄贈彫刻)―彫刻から見たアフリカ展」)会場にて
民族資料博物館で12月15日まで開催していた秋の企画展は、本学園の学事顧問の松浦晃一郎先生が、1960年代に着任された外交官時代からユネスコ事務局長時代にかけて収集されてきたアフリカ彫刻コレクションを展示しました。これを記念して、博物館では、松浦先生をお招きし、アフリカ彫刻の魅力や、当時の思い出などのお話をおききして記録する場をもうけました

松浦先生に、企画展会場で、思い出深い彫刻資料について、お話しいただく様子を、学園広報部の協力で撮影記録をおこないました
松浦先生の外交官としての初任地は、西アフリカのガーナで、その地で現地の人びととの交流を始められ、アフリカの文化の多様で生命力豊かな姿に魅了されていったとのこと

アフリカの彫刻には、女性をモデルに、かたちを誇張したものも数多く、それは女性が生命の原泉であることへの敬意を表していることでもあるそうです

撮影の後半は、司会をアフリカ協会の篠塚 隆氏にお願いし、松浦先生を囲み、荒屋鋪透館長と企画展に協力いただいた古澤礼太先生、大橋 岳先生に座談会のかたちで参加いただき、松浦先生へそれぞれの観点からアフリカに関するお話をおききする時間をもうけました